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WASHハウス(株)【6537】の掲示板 2017/03/18〜2017/03/30

3月22日に載ってたんです。


今回のポイント

・コインランドリー業界のデファクトスタンダードの創造を目指し、FCを中心にコインランドリー店舗を展開。全店舗一括管理運営方式によるクオリティ統一化という今までにない新たなFCビジネスの仕組みを創り出し、FC本部と加盟店の共栄を実現。ストック型の安定した収益構造なども大きな強み。大阪、東京への進出を契機に全国展開を本格化へ。将来は海外展開も視野に入れている。2016年12月末現在、386店舗(FC361店舗、直営25店舗)を出店。

・16年12月期の売上高は前期比52.1%増の31億18百万円。過去最高の出店となったFC事業を始めとして3事業とも大きく伸長。規模のメリットも表れ粗利率は0.5%上昇。積極的な広告宣伝活動や人員増で販管費も同63.7%増加したが増収効果で吸収し、営業利益は同34.4%増の2億94百万円となった。2016年11月発表の計画を売上、利益共に上回った。16円/株(株式分割考慮)の配当を予定している。

・17年12月期の売上高は前期比36.6%増の42億60百万円の予想。FC新規出店は152店舗と前期を上回り過去最高を更新。新規事業展開に伴う人員増を吸収し、営業利益は同27.2%増の3億74百万円の予想。期末の店舗数はFC513店舗、直営29店舗の合計542店舗を見込む。配当は前期と同じく8円/株(株式分割考慮)を予定。予想配当性向は21.3%。

・15年間でFC店舗を業界最大の361店舗まで拡大しながらも業績不振による撤退が1店舗も無いというのは驚くべき実績だ。「全店舗一括管理運営方式によるFC本部と加盟店の共栄」、「売上の上がる物件しか扱わない収益性重視」がその要因であるが、換言すれば「成功のための仕組み作り」が同社成長の源泉である。この「仕組み」と「利用率の向上」に加え、「ストック型の安定した収益構造」、「世界で通用するビジネスモデルの可能性」を現在の株式市場は高く評価している形だ。また、これまで明確には言及していなかった新たな取り組みも具体的な姿を現し始めた。短期的には四半期ごとの出店推移を、中長期的には巨大な海外市場開拓のための具体的な取り組みや児玉社長が温めているM&A案件にも注目したい。