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のらくら倶楽部の掲示板

時事通信 11月22日(木)20時0分配信

格付け大手のフィッチ・レーティングスは22日、業績不振に陥ったパナソニック <6752> とソニー <6758> の格付けをいずれも投機的水準に引き下げたと発表した。両社とも投資適格で最下位の「トリプルBマイナス」だったが、パナソニックは2段階格下げの「ダブルB」、ソニーは3段階格下げの「ダブルBマイナス」とした。大手格付け会社から投機的とされたのは、いずれも初めてとみられる。
 投機的に格付けされると、投資家が社債や株式などの購入に慎重となるため、資金調達の環境が一段と悪化する。フィッチやムーディーズ・ジャパンなどの大手格付け会社は既にシャープを投機的としており、日本企業を代表する家電大手の苦境が改めて浮き彫りになった。
 フィッチは、パナソニックとソニーの格下げについて、薄型テレビなどの主力製品が海外メーカーとの競争激化で販売が落ち込んでいる上、世界的な景気悪化や円高などを理由に挙げた。今後の見通しについては両社ともに「ネガティブ(弱含み)」とし、さらに格下げする可能性を示した。
 投機的となったことについて、パナソニックの広報担当者は「一刻も早く市場の期待に応えたい」と語った。ソニーは「特にコメントはない」としている。
 パナソニックは2013年3月期に2期連続で7000億円を超す巨額の純損失を計上する見通し。ソニーも主力の家電事業は赤字を予想しており、苦境から抜け出せる兆しは見えていない。
 パナソニックは資金繰りの悪化を未然に防ぐため、大手4銀行との間で総額6000億円規模の融資枠を設ける契約を10月に締結している。必要に応じて資金を借り入れできる仕組みだ。(了)
〈RTGS〉

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5〜6年前から大手家電株には全く関心がなかったが、その大局観の正しさが証明されている。

簡単に考えると、「役所化した企業の株はマークからはずせ」ということ。実に簡単やね。 役所化した企業の最右翼が、東電(だった)。