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セルデックス・セラピューティクス【CLDX】の掲示板
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CLDXのc-KIT阻害開発品に対する考え方。
キーワードは細胞膜と分子の大きさ
1990年代以降、c-KIT低分子医薬品(抗がん剤)の開発は沢山ありましたが、いずれも細胞膜を通過して、必要でないキナーゼまで阻害するため、全身性の副作用が現れる原因になっていました。
一方、CLDXの開発品は、抗体医薬品なので分子サイズも大きく細胞膜の表面のみで作用します。c-KITが阻害されると、アレルギー反応の主役である肥満細胞が成長できずに自然死(アポトーシス)してしまう。
30年以上に渡るc-KIT阻害薬の研究開発史を紐解けば、CLDXがc-KIT阻害の強い抗炎症作用を合理的に活かした「温故知新」の開発をしているのが見えてきます🍵
MEDIC***
慢性蕁麻疹(CSU)の関連銘柄情報
CSU根本的治療は、CLDXのc-kit阻害開発品が一番先を進んでいますが、CSU急性増悪時の在宅レスキュー薬として、SPRY(ARSファーマ)の吸入薬(成分エピネフリン(アドレナリン))がPhase2b段階。急性期治験は小規模で早いため、同時期に両社Phase3完了になると期待しています🍵
●参考情報
米国では毎年 約200万人が新たに慢性蕁麻疹(CSU)へ移行。症状は数年続くため、患者は累積され、有病率0.5〜1%(米国人口で約170〜335万人)。CSUで困るのは、強いかゆみを伴う増悪(フレア)が周期的に来ることで、年に8~9回の医療機関受診、4~5回の救急外来(ER)受診との調査結果もある。
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