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ヴァスキュラー・バイオジェニックス【VBLT】の掲示板 〜2020/06/10

>>75

>最近注目を浴びている免疫チェックポイント阻害薬は抗体医薬であり,従来の抗がん薬や放射線療法との併用で抗腫瘍効果が増大するとのエビデンスが確立しつつある。がん細胞にも間質にもより選択的に効果を発揮するDDS製剤と,免疫チェックポイント阻害薬との併用は合理的と考える。

これは、松村先生の執筆されたものやけど
この併用療法が、今後のがん治療の中心になるのかもね?
免疫チェックポイント阻害薬との併用も2剤、3剤とかみたいやから
3剤とかになれば、副作用の少ない抗がん剤が重視されるかもね?



さて,われわれ人類は正常細胞とがん細胞を確実に見分ける「神の手」はいまだ持ち合わせていない。したがって,がん細胞を選択的に攻撃できる「弾丸」をデリバリーするDDSが必要である。DDS製剤は領域を超えた組み合わせの力で,より大きなベネフィットが得られる可能性を秘めている。CAST療法そのものも,病態生理学に基づく医学の視点,抗体の作製・改変,有機合成などの多分野の専門家と共同で,それぞれの強みを生かしながら開発に至った。

 最近注目を浴びている免疫チェックポイント阻害薬は抗体医薬であり,従来の抗がん薬や放射線療法との併用で抗腫瘍効果が増大するとのエビデンスが確立しつつある。がん細胞にも間質にもより選択的に効果を発揮するDDS製剤と,免疫チェックポイント阻害薬との併用は合理的と考える。

 がん患者さんのもとにより優れた薬を届けるべく,多分野の知見を結集したDDS研究の闘いは続く。