ウォルト・ディズニー【DIS】の掲示板 2023/05/18〜2023/11/09

＜米国株情報＞ディズニーは急伸、第４四半期の利益が市場予想上回る―コスト削減額引き上げ
10:17 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
NF NASDAQ-100NH 23,365 +80
NF NYダウ30種NH 50,040 +100
日興 上場S&P500米株 7,232 +26
SPDR S&P500 ETF 65,970 +250.00
SAM NYダウETF 43,720 +60
　ウォルト・ディズニー＜ＤＩＳ＞は８日の日中取引で前日比０．１１％安の８４．５０ドルと小反落したが、その後の夜間取引では日中終値比３．１７％高の８７．１５ドルと急伸した。

　８日引け後に２３年９月期第４四半期（７－９月）決算を発表。売上高は前年同期比５％増の２１２億４１００万ドル、純利益は同６３％増の２億６４００万ドル、リストラ費用などの一時的要因を除いた調整後の希薄化後１株当たり利益（ＥＰＳ）は同２．７倍の０．８２ドルとなり、同ＥＰＳは市場予想を上回った。

　同社は２３年中に３０億ドルのコスト削減目標を達成するため、前期は７月にストリーミング動画配信サービスの「ディズニー・プラス（＋）」などから５０本超のコンテンツ（映画やテレビ番組）を削除したことによる減損損失（１５億－１８億ドル）や、２２年２月にストリーミング大手ネットフリックス＜ＮＦＬＸ＞など同業他社へのディズニーコンテンツ使用に関するライセンス契約（１０億ドルの減収）の打ち切りに伴う費用が含まれていた。

　部門別の売上高は、テーマパーク部門が前年同期比１３％増の８１億６０００万ドルと堅調で、市場予想も上回ったが、エンターテインメント部門は同２％増の９５億２４００万ドルにとどまり、市場予想を下回った。映画事業は同２％増の１８億６０００万ドルだった。

　「ディズニー＋（プラス）」をはじめとする動画配信を手掛けるダイレクト・コンシューマー・プロダクト事業の売上高は同１２％増の５０億３６００万ドルだった。市場が注目していた「ディズニー＋」の会員数は、９月３０日時点で３カ月前に比べ７％増の１億５０２０万人となり、市場予想の１．５億人弱を上回った。

　ダイレクト・コンシューマー・プロダクト事業では、「ディズニー＋」の値上げ効果もあって営業損失が改善。動画配信全体では２４年９月期第４四半期（７－９月）に黒字化すると予想している。

　また、コスト削減を一段と強化するため、２４年度から年間のコスト削減目標を従来の５５億ドルから７５億ドルに引き上げた。ロバート・アイガーＣＥＯ（最高経営責任者）は経済専門チャンネルＣＮＢＣのインタビューで、２４年９月期まで収益性を重視した経営を進める方針を示している。

これから株価がどれだけ戻ってくれるかが楽しみです！