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>>608

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ stockvoice magazine
岩本秀雄の毎日一里ごと|コラム
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●昨年末比プラスに。またもや三空

日経平均は5日続伸。昨年大納会の終値1万9033円71銭を上回り、前年比プラス水
準に浮上した(TOPIXは1547.3、JPX400は13951.93だったから、他の
2指数はまだ若干の距離を残している)。

日に日に弾みがついているのも確かで、日足は7日→8日、8日→9日、9日→本日と
3つのマドが開いた「三空」となった。本日の足もコマ。転機を示唆しているよう
な足取りではある。25日移動平均線との乖離率6.11%、騰落レシオ151.97など他の
指標面でも過熱指標が充満する。

個別銘柄をみても、銀行株を中心に主力どころの銘柄が利食い売りなのか、空売り
なのか、そろって反落。下落率の比較的大きな銘柄をみると、住友鉱山、コマツ、
日本郵船が3%台、野村HD、クレセゾン、三菱商事が2%台の下げ。逆に、森永乳
業、キッコーマンが7%以上の上昇率を記録し、森永菓、ヤクルト、マニーが5%、
味の素、雪印メグ、テルモ、スタートトゥデイが4%台の上昇率。この間ずっと下
げてきた銘柄や圏外に置かれていた銘柄が鮮やかな切り返し足を見せている。前者
がグングン引っ張っていっても隆々する資金量は限られる。こうやって出遅れた人
たちや銘柄にも活躍の場を与えないと、スケールの大きな上昇相場にならない。主
役が代わるわけではないが、いつまでも出っぱなしというわけにもいかないのであ
る。その意味で、主力どころの小休止は歓迎すべき動きだ。

考えてみれば、今週金曜日は「四季報」「会社情報」の発売日。この時期はいつも
小型株・材料株目が向きやすい。<12月12日記>