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>>9471
有限会社オプトセラミックスは大型化のために補助金を受けて研究をしていますね。
公益財団法人滋賀県産業支援プラザ平成26年度事業実績報告書
http://www.shigaplaza.or.jp/cms/wp-content/uploads/2015/06/jigyoujisseki_h26.pdf
・開発テーマ
精密な大型空中結像光学パネルを実現するためのレーザー加工とダイヤモンドワイヤーソー切削の複合技術の開発
・共同研究体の構成団体
㈲オプトセラミックス、国立大学法人京都大学、㈱アスカネット、泉陽光学㈱
・研究期間
平成26年度~28年度
平成27年 補助金等の情報開示(4月~6月)【経済産業省 近畿経済産業局】
http://www.kansai.meti.go.jp/8kaikei/hojokin/201504-06_hojokin.pdf
交付決定額
29,998,383円
ただし、この研究は現在の量産化とは別の研究のようです。
oxg***** 2015年9月8日 05:12
皆さん、こんばんは。
P9P9さん、特許の情報ありがとうございます。
現在のAIPの量産方法はガラス積層体のブロックをスライスして切り出す方式だとは理解していたのですが、具体的な特許については初めて見ました。
大型(1m四方)に有効とありますから、将来の大型化も視野に入れているようで楽しみですね。
有限会社オプトセラミックスとありますが、精密加工のプロフェッショナルなんでしょうね。
「高精細な3Dモニタ用高速可変焦点レンズを実現するための電気光学材料の超精密切削加工技術の開発」なんてこともやっているようで、能動系がチラリと頭をよぎりましたw
さて注目の1Q決算ですが、ガラス製AIPの量産化は本当に難しいようですね。
歯切れの悪い文章でしたが、
・歩留まりが悪く予定よりも少ないが一定量の量産は可能になった。
・OK品の品質は量産品の目標としていた品質と同等。
ということは読み取れました。
「枚数はあまり作れませんがとりあえずこれで量産開始といたします」的な内容でしたが、量産品の販売開始には違いないとポジティブに考えることにします。
樹脂製プレートは目標より遅れそうですが想定の範囲内だと思います。(業績予想に樹脂製は含まれていないので。)
ちょっと気になったのは、視野角拡大型の樹脂製プレートの研究開発を進めているという部分です。
視野角拡大はAIPの大型化に欠かせないはず(大型化すると正面と周辺の視野角の差が大きくなる=周辺部が空中結像可能な視野角から外れる)ですので、樹脂製AIPの大型化に道筋が見えた気がします。
タッチパネル用途から等身大のデジタルサイネージまで、用途は多岐にわたるでしょうね。
町中にAIPが溢れる光景を早く見たいものです。