ここから本文です
投稿一覧に戻る

誉れ武門の名に恥じはなし!の掲示板

仙覚(せんかく)
1203~?
鎌倉時代の僧・万葉学者。常陸国出身。
鎌倉新釈迦道で権律師に任ぜられ、
のち武蔵国比企郡に住む。
若い頃か『万葉集』の研究を志し、
1245年、『万葉集』諸本を閲覧する
機会を得て、翌年にそれまで無点歌の
百五十二首に新点を加えた。
この件で万葉集研究が飛躍的に進んだ。
1253年、新点歌を奉状と添えて
御嵯峨天皇に奉じる。
以後も万葉集の研究を続け、
1266年、『万葉集註釈』二十巻を
完成させた。
万葉集註釈は、
別名『万葉集抄』『仙覚抄』ともいう。