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今晩のＮＹ為替の読み筋＝ドル・円、米大統領選討論会など控え様子見か

18時55分配信 モーニングスター

予想レンジ：１ドル＝１００円００銭－１０１円００銭

前週、日米金融政策決定を通過したことでドル・円は目先、米大統領選や原油動向に左右され展開となりそうだ。


まず、米大統領選に関しては東部時間２６日午後９時（日本時間２７日午前１０時）から第１回テレビ討論会が行われる。

これまで「クリントン、トランプ両候補の世論調査における支持率の格差とドル・円相場との間には明確な連動性は認められない」（みずほ証券２６日付リポート）とされてきたが、この討論会でそろそろ方向性が出てもおかしくはない。

一方、原油動向はＯＰＥＣ（石油輸出国機構）とロシアなどの主要産油国が２６－２８日にアルジェリアの首都アルジェで開かれる国際エネルギー・フォーラム（ＩＥＦ）において、原油の増産凍結を話し合う非公式会合を行う。

この会合で原油価格が動けば日本の国際収支に影響するため、こちらもドル・円の材料となり得る。

市場には両者の結果を見極めたいとの思惑は強く、きょうのドル・円は様子見感の強い展開となりそうだ。

　その他、きょうはカシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁、タルーロＦＲＢ（米連邦準備制度理事会）理事、カプラン米ダラス地区連銀総裁が発言する。

ＦＯＭＣ（米連邦公開市場委員会）を通過したばかりなうえ、その後目立った米経済指標もないことからさすがに目新しい発言は出そうにない。

（日付は現地時間）


◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。


提供：モーニングスター社 最終更新:18時55分

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