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空売り情報局の掲示板

掲示板小説 番外編 「インテリガールと狩りガール〜決裂〜」

「珈琲ぐらいで火傷したのが…動揺している証拠なんだけど…サヨナラを…君(インテリガール)が急に言うからさ…」

狩り「私の本名は脇之下守(ワキノシタマモル)今では狩りガールと名乗っている、はっきりいって私に釣り合う女性は人生で2人しか出逢っていない、今日は1人目の女性の話をしよう………」

彼女の名は薫(カヲル)高い知性をもつインテリガール…同時に強い攻撃性と好戦的な性格を併せ持つ、変にプライドの高い狩りガールはいつのまにか成績トップの彼女に惹かれていた……

そして今薫は狩りの家でシャワーをあびている……

狩り(ついにこの時がきた、私は今日…漢になる……やるんだ……私はやるんだ……)

狩りはいきおい余って浴室へと歩き出す、カゴの中は真っ白な………下着とシャツ、上着が脱ぎ捨てられている…

狩りはおもむろに下着を手に取り顔にかぶる スーハー 深呼吸 ボルテージは最高潮へ達したそのとき……浴室のドアが開いた

薫「変◯仮面かと思ったらマモル!?あんたなにやってんのよ😰キモ×8 キモォー🥶」

狩り「ね……姉ちゃん!?」

もうこてんぱん…されどもうひと押し

狩り「姉ちゃんのこと好きなんだよ」

薫「はぁ?何いってんのよ!?ちょっと母さぁぁんこっちきて!マモルがカクカクシカジカで」

母「なにやってんのよマモル、、ほんとに恥ずかしい息子さね…それにアンタまた近所の方にテストで満点とったのは自分だけとかふいてたでしょ🥺近所の人みんなあんたが赤点ばっかなの知ってるから陰でワラワラワラ笑われてるわよ😰」

狩り「違うって本当に満点だったんだよ、、答案失くしちゃったけど、、」

分厚い積乱雲が狩りの胸の中に立ち籠める

そして狩りの姉が風呂に入るとき狩りの部屋の外側から施錠されること ご飯は部屋で食べること 部屋からでるときはGPSをつけること など様々なルールができた

その頃たまたま見たテレビアニメでハイジとお爺さんの再会のシーンに自分と姉の今状況を重ねた狩りは大嫌いなフィクションで……泣けそうな自分が嫌だと思いながら大泣きしていた……

今ではわずかに会話するぐらいは許されるようになったが甥っ子姪っ子にはほとんど会わせてもらえない

狩りがマジョルカの好戦的な罵倒に恋心を抱くのはこの話からおよそ50年後の話であった……

狩りの胸に無常の雨が降る 2人で過ごした日々は路上のチリのよう 流れて消えてTHE ENDさ

出演
狩りガール(脇之下 マモル)
姉(脇之下カヲル)
母(脇ノ下シゲル)


Surrender - Mr.Children
https://youtu.be/DbBwSGaEiCk