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猫に札束
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大発会として26年ぶり高値水準

4日の東京株式市場の日経平均株価は、741円39銭高の2万3506円33銭で取引を終えた。
東京証券取引所では4日朝、大発会の式典があり、東証を傘下に持つ日本取引所グループの清田瞭最高経営責任者が「企業の稼ぐ力は向上している。環境が大きく変わらない限り日本のマーケットの見通しは明るい」とあいさつした。

昨年末の日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、前年末の終値に比べ約20%上昇した。
市場では世界的な景気拡大を背景に、2018年も日本を含めた世界的な株高が続くとの強気の見方が大勢を占める。
ただ、大規模な金融緩和で景気拡大を下支えしてきた各国の中央銀行は政策を引き締め方向に転換し始めており、新興国から資金が流出するなど世界経済が不安定化する要因になる可能性があるほか、中東や北朝鮮情勢を巡るリスクもくすぶる。

年末年始の海外株式市場は総じて堅調だった。
ダウやナスダックなど主要指数が最高値を更新し「東京市場は相対的に出遅れ感が生じていた」とされる。
日本株は寄り付きから大きく買われ、日経平均は心理的な節目とされる2万3000円台をあっさり回復、大発会としては1992年(2万3801円)以来26年ぶりの高値水準となった。

市場からは「出来過ぎ」や「意外高」を指摘する声が上がる一方「年末の半導体関連株は大きく売られていたため、過熱感はない」との分析もあり、大発会の東京市場は相場格言に言う「戌(いぬ)笑う」好スタートとなった。

猫に札束 大発会として26年ぶり高値水準  4日の東京株式市場の日経平均株価は、741円39銭高の2万3506円33銭で取引を終えた。 東京証券取引所では4日朝、大発会の式典があり、東証を傘下に持つ日本取引所グループの清田瞭最高経営責任者が「企業の稼ぐ力は向上している。環境が大きく変わらない限り日本のマーケットの見通しは明るい」とあいさつした。  昨年末の日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、前年末の終値に比べ約20%上昇した。 市場では世界的な景気拡大を背景に、2018年も日本を含めた世界的な株高が続くとの強気の見方が大勢を占める。 ただ、大規模な金融緩和で景気拡大を下支えしてきた各国の中央銀行は政策を引き締め方向に転換し始めており、新興国から資金が流出するなど世界経済が不安定化する要因になる可能性があるほか、中東や北朝鮮情勢を巡るリスクもくすぶる。  年末年始の海外株式市場は総じて堅調だった。 ダウやナスダックなど主要指数が最高値を更新し「東京市場は相対的に出遅れ感が生じていた」とされる。 日本株は寄り付きから大きく買われ、日経平均は心理的な節目とされる2万3000円台をあっさり回復、大発会としては1992年(2万3801円)以来26年ぶりの高値水準となった。  市場からは「出来過ぎ」や「意外高」を指摘する声が上がる一方「年末の半導体関連株は大きく売られていたため、過熱感はない」との分析もあり、大発会の東京市場は相場格言に言う「戌(いぬ)笑う」好スタートとなった。