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ログハウス自社施工実績日本一、マンション販売なども手掛けている住宅関連事業、押出機、プリント基板など製造供給事業、投資・流通サービス事業などで展開。技研ホールディングス<1443.T>の筆頭株主で社長はフリージアＭの佐々木ベジ会長、ソレキア<9867.T>の筆頭株主で取締顧問は佐々木ベジ氏、さらに日邦産業<9913.T>、協和コンサルタンツ<9647.T>、日建工学<9767.T>の筆頭株主でもあるが、３社株式とも買い増しの動きを見せている。また、佐々木ベジ氏が夢みつけ隊<2673.T>の筆頭株主と関係が深い上場会社が多い。

　機動的資金需要に対応した調達手段の確保、および既存借入を返済し長期安定的な資金の確保をはかるために東京スター銀行をアレンジャーとしたシンジケートローン契約を締結することを１１月２５日に決議（契約Ａ、Ｂ合わせて組成金額７３億５０００万円）したことも注目点。

　２０年３月期連結の営業利益は７億円（前期比１．７％減）、純利益は３億２０００万円（同１５．３％減）の見通しだが、第２四半期累計（４－９月）は住宅関連事業の好調から５億円（前年同期比２６．９％増）、２億４２００万円（同１６．５％増）と業績進ちょく率は順調だ。前期業績は持分法適用会社の技研ＨＤの業績が予想を上回ったことなどから上ブレしたが、技研ＨＤの２０年３月期第２四半期累計（４－９月）の業績は大幅増益のなか、予想を大きく上回っており（通期業績予想は据え置き）、今期も上ブレ期待が出てきそうだ。

　３月期末配当は０．５円（前期末０．５円）の計画。

　株価は１７年９月８日に３００円高値を付けたあと、長い下落・低迷相場に入ったが、１８年１２月２８日１０５円、１９年５月１７日１０６円、８月３０日１０８円とトリプルボトムをつけて、ようやく底入れ反転した。ソレキアが前日２日に高値更新、技研ＨＤも順調に上昇していることも刺激となろう。