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風に立つライオン
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風に立つライオンの掲示板


>むしろ問題は新興国の通貨安にもかかわらず、新興国を中心として世界の中央銀行が相次いで利下げしていることで、終了局面とはいえ、依然これだけの世界好景気の中、まだそこまで利下げするのは早すぎて、今後余地がなくなり、世界的に苦しい経済と金融政策の運営となろう。

景気後退、金利低下だけでのリスク資産市場維持、となればバブルそのもの、それも崩壊が近い局面だ。なぜなら、金利下げ余地が残っていないから、限界間近となる。

リーマンショック後は、量的緩和という魔法が効いたが、あれは魔法ではなく実弾で国債を買い上げただけで、今回は国債金利がすでに歴史的最低水準で、こちらこそこれ以上の余地はない。

サブプライムなど、明確な違法行為、極端なバブルのない、普通の世界的な静かなバブルの静かな崩壊だけに、これは、より深刻で長期的な世界経済停滞、リスク資産市場の死の時代が来るだろう。

■投資を離れて見れば、「リスク資産市場の死」これは健全化の流れ。
地球的潮流はこうなるのだろう、おそらく。