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3528 - (株)プ口スペクトの掲示板

RFPとの共同事業

バイオマス発電の燃料としての、木質ペレット生産の話がある。
RFP(Russia Forest Products)はロシア国内で林業の地位を確立しており、
木材調達・加工・太平洋地域への輸送などの企業の集合体である(ホールディングス体制)。

第1プロジェクトとしては、2017年に工場の建設に着手し、
2019年以降、年間90,000トンの木質ペレットの生産が行われる予定。
しかし、工場着工のIRは遂に出ず、計画は若干遅れ気味か。
ジョイントベンチャーへの出資および、日本の金融機関からの借入による投資を行う。

第2プロジェクトも同様に木質ペレット生産だが、
生産量は、年間500,000トンの大きめのプロジェクトとなる。
原料は、非産業用木材や廃材となっており、第1プロジェクトとは趣を異にするものかも知れない。
こちらの投資資金計画も第1と同様である。

第1、第2共通で、生産物は日本向けの輸出を想定。

日露ビジネス対話上で、RFPへ投資意向の表明を行っているが、
そもそものRFPとの繋がりは不明。間に大中物産なる商社が入っているようでもあるが、
そことの繋がりも良く分からない。

懸念点は、プーチン大統領来日の際に締結した覚書が
「RFPグループとの木質ペレッ ト製造工場(計59万トン規模/年)建設に関する
覚書(プロスペクト、RFPグループ)」となっており、工場建設で終了するかも
知れないという点。

今まで「ソーラー事業」としていた事業を「再生可能エネルギー事業」と
名称変更したので、杞憂と思いたいが。