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プラント・オパール・・・アクト3の掲示板

経産省は複数の小型衛星を一体で運用する衛星コンステレーションの商業利用に950億円を投じる。複数の衛星を使うことで観測頻度を上げられるうえ、一部の衛星が壊れても互いに補完することで通信を安定させることができる技術だ。

衛星コンステレーション事業では3~5社の企業を支援し、1社あたり50億円から最大で533億円を補助する想定だ。

宇宙分野で1社に500億円を超える支援をするのは過去に例がない。23年に開始した中小企業技術革新制度(日本版SBIR)の支援額はロケットなど宇宙輸送の分野で1社につき最大20億円だ。宇宙輸送全体でも350億円になる。

新たな基金で2省も多額の支援を予定する。文科省は月面の再生型燃料電池に230億円、3次元観測を高い頻度でできる光学衛星システムに280億円をかける計画だ。総務省も量子暗号技術を活用した衛星通信の構築に145億円など通信技術を中心に開発テーマを定めた。