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冬眠
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冬眠の掲示板

現在の日本人の若者がワーキングプアで苦しむのは、小泉内閣当時に派遣委託法を緩和し、制度設計を明確に行わなかったためにある。規制緩和は全てが善ではない、制度設計を誤った、或いはその後の修正を行わなかった、責任はその後の政治にある。

失われた20年とはそういうことだ。その結果、若者は貧困化し少子高齢化、日本の国力の低下を産んだ。それを改善するためには、政治は行った政策に対するアセスメントを行わない日本独特の悪弊をなくすところから始めなければならない。 小泉純一郎が現在の状況を決して望んでいたわけではないだろう。最初から完璧な政策などありえない、むしろ微調整を行いながら本来の政策を実行していくことが必要となる。それを後に続く者が行わなかったからだ。残念ながら、日本人には後でレビューするという観点が決定的に欠落している。

そういう意味では、立民党の枝野の言うことは、ある意味正しい。