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ダー様のテ-タイム
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ダー様のテ-タイムの掲示板

「3連休+お盆休み」前の相場で買われるもの
本日は、3連休を控えた週末。おまけにお盆で市場参加者が極端に減少する週の直前です。
寄付はSQでしたから、これで機関投資家は短期的なポジション整理が終わっており、いわばフリーハンドです。
従って、とくに後場になって買われる銘柄があるとしたら、来週に向けて先高感があるのだという想定をしていました。
実際のところ、フタを開けてみると、ほぼほぼそれはディフェンシブ銘柄であったということです。
個人的な好みから言えば、本日上昇率ランキング上位では、UBICOM<3937>、第一精工<6640>、KADOKAWA<9468>、アニコム<8715>などを上げることができますが、しょせん決算で高騰しているだけです。第一反応が強いのは良いとして、落ち着いた後、第二次反応がポイントです。

ディフェンシブだからと言って、何でもいいわけではない
日経新聞ではどちらかというとディフェンシブ系に優位性があるという記事が多いです。本日も朝刊では、私鉄9社が最終増益となったことを取り上げています。
しかし、実際に株価チャートを見ますと、9社がそろって上がっているわけではなく、上昇トレンドがはっきりしているのは、わずか3銘柄だけです。
それは、阪急阪神<8977>、名鉄<9048>、京成<9009>、この3銘柄です。
年初来高値更新をしたのは、阪急阪神が最初で、次に名鉄、そして本日京成がブレイクしました。
信用需給は9社の多くは1倍以下ですから、決して悪くありません。
また、配当利回りも、現在の東京市場では多くの銘柄の配当利回りは高いので、むしろ低い電鉄株が多いのです。
したがって、この3銘柄がほかにくらべて突出して買われているというのは、もっと別の理由があるはずだということになります。
関東、中部、近畿の私鉄大手のうち、観光資源を結ぶ幹線となっているという点は指摘できますが、かなり定性的な評価なので、プログラム売買が作用しているとしますと、やはり力不足です。どうしてもその場合には定量的な裏付けが必要なので、もっと理由はほかにあると思いますが、それがなにかは不明です。

戦略方針
日経ダブルインバースETF<1357>の買い持ち持続です。