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情報収集衛星の打ち上げ 天候悪化で延期 種子島
2020年1月25日 18時43分
27日に鹿児島県の種子島宇宙センターで計画されていた政府の情報収集衛星の打ち上げは天候悪化が予想されるため今月28日に延期されました。
政府の情報収集衛星は上空から地球上のあらゆる場所を撮影し、日本の安全保障などに関する情報を集める事実上の偵察衛星で、現在7機が運用されています。
内閣衛星情報センターは日中に地上の様子を撮影する「光学衛星」1機を27日午前10時以降にH2Aロケット41号機で打ち上げる計画でした。
しかし、当日の種子島宇宙センター周辺は雨の見込みで、打ち上げを担当する三菱重工業はロケットや衛星に影響を与える雷が発生するおそれがあるとして、27日の打ち上げを延期すると発表しました。
三菱重工業は新たな打ち上げ日時を今月28日の午前10時半すぎとしていますが、ロケット本体の移動などを行う直前まで悪天候が続く見込みで、「打ち上げのタイミングは慎重に判断したい」と話しています。
情報収集衛星は北朝鮮のミサイル発射施設の動向や災害時の被害の把握などに活用されていますが、内閣衛星情報センターによりますと、開発と打ち上げ、運用にかかった国費はこれまでに1兆4000億円以上に上り、今回の「光学7号機」にも開発費およそ350億円が投じられています。NHK
鳳凰 2019年12月16日 19:07
新たな情報収集衛星 来月27日に打ち上げへ 政府
2019年12月16日 16時52分
日本の安全保障などに関する情報を集める新たな衛星について、政府は来年1月27日に、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表しました。
政府の情報収集衛星は、高度数百キロの上空から地球上のあらゆる場所を撮影し、日本の安全保障などに関する情報を集める事実上の偵察衛星で、高性能のカメラで地上の様子を撮影できる「光学衛星」と、電波を使って夜間や悪天候でも撮影ができる「レーダー衛星」の2種類が運用されています。
内閣衛星情報センターは16日、光学衛星の「光学7号機」を来年1月27日の午前10時から正午の間に、種子島宇宙センターからH2Aロケット41号機で打ち上げると発表しました。
情報収集衛星は現在、「光学衛星」が2機、「レーダー衛星」が5機の合わせて7機が運用中で、北朝鮮のミサイル発射施設の動向や、災害時、被害の把握のためなどに活用されています。
内閣衛星情報センターによりますと、「光学7号機」の開発費はおよそ300億円だということです。
政府は、今後情報収集衛星を常時10機で運用する体制まで強化して、地球上のあらゆる地点を1日に複数回、撮影できるようにする方針を掲げています。
NHK