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 〇風月抄「4月15日」竹とんぼからヘリコプター

 子供のころ、家の近くのお寺の裏の竹やぶから、竹を切ってきて肥後守を使って、タコや水鉄砲、竹とんぼなどを作って遊んだものです。
 ところで、こんな子供のおもちゃが大きな発明のヒントになった例はいくつもありますが、ヘリコプターもその一つでしょう。

 そのヘリの原型がこの「竹とんぼ」で、誰でも子供のころに経験があるように、両手の手のひらで、竹の軸を回すと上部についた二枚の羽根が浮力を呼んで、空に舞い上がります。それに着目して動力を積み込んだ竹とんぼは出来ないものかと最初に考えたのが、「レオナルド・ダ・ヴィンチ(*1452年の今日4月15日生まれ)でした。

 彼は動力源としてゼンマイを使い、4枚羽根のスクリュー型のプロペラを取り付けて実験しています。ただし、その実験が成功したかどうかは念ながら分かっていません。
 「竹とんぼ」はその後、様々な改良が加えられ、やがて内燃機関の使用が盛んになるにつれて、人間を乗せる竹とんぼ、つまりヘリコプターというアイデァが生まれました。

 その「ヘリコプター」が最初に飛んだのが、1907年のことで、二軸ローターを使ったポール・コルニエの可愛らしいヘリがこの年の11月に初めて独力でふわりと空を飛んだのです。。
                   紫蘭

70歳代のバソコン  〇風月抄「4月15日」竹とんぼからヘリコプター   子供のころ、家の近くのお寺の裏の竹やぶから、竹を切ってきて肥後守を使って、タコや水鉄砲、竹とんぼなどを作って遊んだものです。  ところで、こんな子供のおもちゃが大きな発明のヒントになった例はいくつもありますが、ヘリコプターもその一つでしょう。   そのヘリの原型がこの「竹とんぼ」で、誰でも子供のころに経験があるように、両手の手のひらで、竹の軸を回すと上部についた二枚の羽根が浮力を呼んで、空に舞い上がります。それに着目して動力を積み込んだ竹とんぼは出来ないものかと最初に考えたのが、「レオナルド・ダ・ヴィンチ(*1452年の今日4月15日生まれ)でした。   彼は動力源としてゼンマイを使い、4枚羽根のスクリュー型のプロペラを取り付けて実験しています。ただし、その実験が成功したかどうかは念ながら分かっていません。  「竹とんぼ」はその後、様々な改良が加えられ、やがて内燃機関の使用が盛んになるにつれて、人間を乗せる竹とんぼ、つまりヘリコプターというアイデァが生まれました。   その「ヘリコプター」が最初に飛んだのが、1907年のことで、二軸ローターを使ったポール・コルニエの可愛らしいヘリがこの年の11月に初めて独力でふわりと空を飛んだのです。。                    紫蘭