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世界史の掲示板

南アジア
ムガル帝国による混血も含まれる。インドにおいては南部~スリランカ(シンハラ人、タミル人など)では、オーストラロイドである先住民のドラヴィダ人が、東部ではモンゴロイドのムンダ人が、北部のカシミール地方でもチベット人がコーカソイドのインド・アーリア人との混血が古くからあった。そのため世界でも珍しい三人種混血地域となっている。

北アジア(シベリア)
北アジア(シベリア)においてもウラル語族のうちフィン・ウゴル系民族の大部分がモンゴロイドとコーカソイドと古くから混血している(サモエード系一部含む)。さらにテュルク系民族のタタール諸族もロシア系など東スラヴ系諸族との混血が古くからあり、西に行くほどテュルク系のコーカソイド種族が多い(モンゴル系民族、ツングース系民族一部含む)

中央アジア
中央アジア(新疆ウイグル自治区含む)においてのトルキスタンに分布するテュルク系民族はモンゴロイドをベースにコーカソイドとの混血が古くからあった

西アジア(西南アジア)では、トルコのトルコ人、アゼルバイジャンのアゼルバイジャン人などが該当され、こちらも現在ではテュルク系のコーカソイド種族に属される

東アジア(北東アジア)
東アジア(北東アジア)の北海道・樺太・千島列島に住むアイヌは、かつては白色人種に分類されることもあったが、大和民族・琉球民族に最も近い古モンゴロイドとされた。 しかし、その後の研究でアイヌ民族及び北日本の縄文人はANE系統(コーカソイド)から遺伝的浮動を受けていたことが明らかになった。 この割合はアイヌで16%北海道の縄文人で22%程度である。 つまり主にモンゴロイドであるがコーカソイドの遺伝子を持つユーラシアンと呼べる。

さらに、遣唐使によって鑑真の弟子でイラン系(ペルシア系)に属するソグド人と見られる 如宝などが渡日して、鑑真に随伴して日本に帰化したことからソグド系の一部が日本人と同化したともされる。『続日本紀』には「波斯人」の李密翳が日本に来て叙位を受けた記録があり、木簡で存在が確認された官吏の破斯清道はペルシア人であるという説がある。