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〔ロンドン外為〕円、114円台後半(18日正午)
1/18(火) 21:30配信

 【ロンドン時事】18日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀の金融政策の正常化が見通せないことを背景にドル買い・円売りが優勢となり、1ドル=114円台後半で小幅に下落した。正午現在は114円65~75銭と、前日午後4時(114円55~65銭)比10銭の円安・ドル高。
 対ユーロは1ユーロ=130円55~65銭(前日午後4時は130円65~75銭)と、10銭の円高・ユーロ安。
 黒田東彦日銀総裁は記者会見で「利上げや現在の緩和的な金融政策を変更することは全く考えていないし、議論もしていない」と発言。米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でタカ派姿勢を打ち出すとの見方が強まる中、日銀の金融政策正常化は遠いとの受け止めが広がった。円相場は動意に乏しいものの、底堅く推移した。
 ユーロは軟調。ただ、金融市場は既に欧州中央銀行(ECB)の年内利上げをほぼ織り込んでおり、「ECBは利上げに否定的だが、値付けに若干の変化が見られる」(英調査会社)という。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1380~1390ドル(前日午後4時は1.1400~1410ドル)。
 ポンドは上値が重かった。ジョンソン英政権の不安定化に懸念が広がっているが、新型コロナウイルスに関連する規制の緩和観測も出ている。1ポンド=1.3600~3610ドル(同1.3645~3655ドル)。
 スイス・フランは小幅安。1ドル=0.9145~9155フラン(同0.9135~9145フラン)。