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USDJPY避難所の掲示板

 ドル円は、米10年債利回り1.76%台の上昇に連れて、欧州勢参入後に昨年3月以来の高値110.23円をつけた。市場の焦点は、明日発表されるバイデン政権の大型インフラ投資額3-4兆ドル規模の内容であり、特にその財源が注目されている。米系短期筋は、大型インフラ投資の財源は米国債の大量発行との見方で仕掛けている模様だ。

 本日のNY時間では、住宅関連指標の1月住宅価格指数やケース・シラー住宅価格指数、クオールズ米連邦準備理事会(FRB)副議長の講演やウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の発言なども注視したい。

 ドル円は109円台後半で打診買いしたが、ストップロスは昨日安値の109.37円割れとする。心理的な節目110円を超えたので、上値の目先めどは昨年2月27日高値110.46円付近とするが、昨年3月高値111.71円も意識され始めた。本日も株価と米長期金利を睨む展開となろう。