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さて、今後のドル円ですが、一番の注目はバランスシート縮小でしょう。

2008年から続いた量的緩和の逆流ですから、これは間違いなくドル高要因です。

トランプリスク(一言で片付けますw)で市場はドル安気味に推移しています。

このままレンジを下抜けて、大反発すれば以前私が投稿したとおりの相場観です。

高値圏を推移し続けている米国株ですが、これはトランプ氏が掲げた法人減税を期待している向きがまだ多いということ。法人減税が実現できれば、単純に企業利益が増加する訳ですから、米国株は高値圏と一言で片付けられるほど簡単な状況ではありません。

次に、良好なGDPが上げられます。

以前から何度も書いていますが、通常、このようなケースでは利上げを躊躇し続けることはありません。

今回は先にバランスシート縮小を優先させたいということだと思うので、12月の利上げを見送る姿勢であるという解釈で問題ないかと思います。

しかし、市場は低金利で反応しており、ドル円は109円台まで下落しています。

このままレンジブレイクしてドルが急落した時、なぜそこが買い場になるのでしょうか?

最初の段階ではバランスシート縮小は小規模な額になるでしょう。

しかし、縮小を開始してもなお、金利が下落するのなら、FEDは債券を一気に投げにくるでしょう。

そして再び金利は上昇するのです。

この過程で米国株に目立った下落が無ければ、来年の序盤で利上げも視野に入れるべきです。

よって、ドル円のレンジブレイクによる暴落は一時的であり、買いで問題ないと見ています。

まあ、レンジブレイクすればですけどね。

米国株に関しては最近ではやや大きめの陰線がちらほら見え始めました。

量的緩和の逆流をようやく意識し始める頃、米国株は急落する可能性があります。

それがドル円の下方向へのレンジブレイクを誘うのではないかと考えていました。

これらは全て今年の序盤で考えていたシナリオですw

いくつかの分岐ルートも考えて、今年の値動きを予想した上でトレードしています。

漠然とはしていますが、そのドル高を経た後、去年の段階では金利が天井を打ち、今度は大暴落するというシナリオを考えていました。しかし、現在ではその相場観を修正しています。

バランスシート縮小、利上げの次に待ち受けるのは、長い長いレンジ相場です(笑

来年の相場は、おそらくレンジです。

その幅も大体考えてあります。

まずは、ジャクソンホールで来月のバランスシート縮小開始を強調し、市場がどう反応するか。

レンジ下抜けなら、安値で拾います。