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参考にならない独り言の掲示板

米国1月3日取引
<債券> 2年債利回りが実効フェデラル・ファンド(FF)金利の2.4%を下回った。
同利回りが実効FF金利を下回るのは2008年以降で 初めて。
連邦準備理事会(FRB)が想定通り利上げを継続することは困難との市場の見 方を反映したものとみられる。
BMOキャピタルマーケッツの米金利ストラテジスト、イアン・リンゲン氏は
「市場 はFRBが今後2年間で利上げの打ち止めどころか、緩和に向かうと予想している」と述 べた。
経済指標では昨年12月のISM製造業景気指数が54.1と前月の59.3から急 低下。
低下幅は2008年10月以降で最大となった。指標を受け国債利回りは低下した。
前日夜にはアップル<AAPL>が年末商戦を含む第1・四半期(12月29日まで)の 売上高見通しを下方修正。中国でのiPhone販売の減速が理由だと説明した。
この「 アップルショック」で市場に動揺が広がり、リスク回避ムードが一気に高まった。
債券市場では国債利回りが低下したほか、為替市場では円への逃避買いが進み、円はアジ ア時間序盤に一時1ドル=104.96円と、昨年3月以来の円高水準を付けた。

2年債利回りは一時5月30日以来の低水準を付け、その後は12ベーシスポイント(bp)下がって2.8%。
指標10年債利回りは一時2.55%と昨年の高水準から50%強のリトレースメント水準を付けた。
利回りは11.5bp低下、昨年1月以降で初めて2.6%を下回った。