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ユロ板討論会の掲示板

本日のロンドン為替市場のユーロドルは、11月ユーロ圏経済信頼感指数や11月ユーロ圏消費者信頼感指数を見極め、ポンドドルは、バルニエ欧州連合(EU)首席交渉官の通商交渉の状況説明に要注目となる。
 11月ユーロ圏経済信頼感指数の予想は86.5、11月ユーロ圏消費者信頼感指数の確定値の予想は▲17.6と見込まれている。新型コロナウイルス感染第3波による都市封鎖(ロックダウン)の影響で、ネガティブサプライズに要警戒となる。
 本日、バルニエEU離脱首席交渉官が、EU加盟27カ国の外交当局者に交渉に関する最新情報を伝え、沿岸諸国の漁業担当相にも説明を行うことになっており要注目となる。EU当局者は、土壇場で計画が変更されない限り、EUの交渉チームは28日の交渉再開のためロンドンに向かう準備をしている、と述べた。バルニエ欧州連合(EU)首席交渉官は、英国側の交渉責任者デービッド・フロスト氏に対し、英国に譲歩する用意がないのであれば、交渉継続のために訪英する意味はほとんどないと警告していた、と報じられており、本日の状況説明が前向きなものか、それとも難航していることが示唆されるのか、要注目となる。

想定レンジ上限
・ユーロドルの上値目処(めど)は、9月1日の高値の1.2011ドル、ユーロ円は一目・雲の上限の124.73円。ポンドドルは9月1日の高値の1.3482ドル、ポンド円は11月11日の高値の140.30円。

想定レンジ下限
・ユーロドルの下値目処(めど)は、一目・雲の上限の1.1812ドル、ユーロ円は一目・転換線の123.71円。ポンドドルは一目・転換線の1.3294ドル、ポンド円は一目・転換線の138.53円。