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(株)商船三井【9104】の掲示板 2022/09/05

土曜日に投稿した信用買い方の「追い証危機」の続きです。
立場を明らかにするため、今日も買い増しをしたことを報告。

9月2日引け後に日証金が発表した「証金残」が、今日の相場下落の背景を物語っている。

9月2日の相場は、中間配当300円のMOL株が欲しいひとにとって絶好の買い場であったはずだが、実際は、8月30日を基準にすると200円超の下げとなり、今日も下落相場が続いている。

この背景にあるのが、安値でMOL株を仕入れたい勢力の仕掛けは別として、終値ベースで8月1日から8月30日までの信用買いひとたちを襲っている「追い証危機」である。安く欲しい勢力が個人の狼狽を利用していることになる。
(余裕資金に恵まれたひとや緩い追い証基準の証券会社を使っているひとを除く)

日本証券金融が発表した9月2日の残高速報は次の通り。

     株数   新規   返済   前日比
融資残:528,100 24,300 43,300 -19,000
貸株残:318,700 60,600 100 +60,500
 差引:209,400 -36,300 43,200 -79,500

貸借倍率1.66倍

※信用取引全体の9月2日データは明日(9月5日)発表される。今分かるのは、8月26日現在のもの。8月26日残高の貸借倍率は3.79倍

データは、1Q短信発表前の7月28日水準の株価という絶好の買い場であったにも係わらず、信用買い状況(融資残)は、買われた株より、返済された株の方が圧倒的に多いことを示している。一方、空売り残高は、圧倒的に増加している。
このデータから、株価が下落するなかで、3700円超で買っているひとを中心に、損切りに走ったことがわかる。

MOL株の配当相場はあと15取引日ほどだが、信用買いのしこり玉解消具合が、反転上昇のタイミングを決するだろう。証金融資残データの返済が減少し新規が増加するのは明日か明後日か?

空売りの増大や貸借倍率1.66倍という値は、反転上昇局面で急速な踏み上げが起きる可能性を示唆している。