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スパークス・グループ(株)【8739】の掲示板 〜2015/04/28

 2006年から3年間、スパークスの株価推移はまさに鵯越の逆落としといった様で下げ一辺倒でした。その後、底を打ってからの同社株は3年間、誰からも見向きされない心停止の状態が続きます。そして今春に入ってアベノミクスで一気に動意づいた同社株は、日経平均を先導する形で、多くの提灯を引き寄せながら急騰しました。その後ピークを打って、この三月間、行って来いの状況となったことは皆さん先刻ご承知のとおりです。
 この間、ネット売買での個人の買い手は辛抱たまらず相当離散したことでしょう。それも当然のことですが、私はこれまで披瀝のとおり、盆までに同社株がとりあえず24000円まで戻る可能性が高いと見ています。チャート面でもようやく二番底をつけて、陽転基調となりつつあります。前回はダマシにまさに騙されて、やや早とちりでしたが、今回は底堅いように思われます。
 ただし、そのための大関門が8月5日の第一四半期の決算発表と7月速報値での運用残高の中身です。固唾を呑む思いで月曜日午後3時過ぎでの発表を見守りましょう。市場が好感すれば、週明け火曜からの3日間で大きな反応を示すはずです。
 同社株の特徴の一つは浮動株が7%ときわめて少なく、外資系が12%とやや高めにあることです。特定株主の多い同社株が動意づけば急騰するのは当たり前で、24000円水準など単なる通過点に過ぎません。5年前のリーマンショック前の同社株はほぼ30000円でした。この水準にまで再度戻ってから、同社株は水準訂正の域に入るということです。倒産すら脳裏を過ぎったリーマン後の同社業績の惨憺たる有様からみれば、すでに漆黒のトンネルの向こうには明るい光が見えています。運用残高の増加、黒転、復配、といいった好材料が確定すれば、株価に躍動感が増すのは当然のことです。懸念材料は、韓国での投資動向です。6月で底を打ち、7月から戻り基調にある韓国株式指数ですが、本震はこれからという懸念があります。同社采配の真価が問われる局面です。
 長旅の予定があり、来週はコメント不可ですが、さてどういう週末を迎えることでしょうか?皆さんの勝利をお祈りします。