ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

マネックスグループ(株)【8698】の掲示板 2018/05/06

ウォーレンバフェットは偉大な投資家の一人であるが、そのスタンスは中長期のバリュー投資であり、「理解できないものには投資しない」ことを信条としている。
またすでに高齢のため、新時代の金融革命たる仮想通貨とは相容れない存在でもある。いかに数十年前爪痕を残した大物ビジネスマンだったとしても、老人になればiPhoneについてほとんど「理解できない」のと同じように、ましてや自身の投資の鉄則や長年の経験を全否定するような仮想通貨市場を理解するのは至難を極め、眉間にシワを寄せるのも無理はない。

将棋界でも、人工知能(AI)が騒がれ始めた初期の頃は、プロ棋士や高齢のファンを中心に否定派が多く、リスクのみが取り沙汰されて軽視する向きも強くあった。しかし、ドワンゴによる電王戦など興行の開催やGoogle DeepMindによって開発されたアルファ碁の台頭などがあり、若き天才藤井聡太も、苦手分野の研究にAIを組み入れることでさらなる進化を遂げるなど急速に理解が進み始め、いつしか将棋連盟および所属プロ棋士達も共存共栄に舵を切るなど時代は変わった。

一方、ジョージソロスの投資ファンドは、仮想通貨市場への参入を仄めかしているようだ。さまざまな見解があって然るべき。大相場は懐疑の中に育つ。