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(株)MARUWA【5344】の掲示板 2019/08/01〜2022/01/06

Appleがどれだけサプライヤ株価に影響し、支えているのか。
日経がiPhone 11など3新機種製造の800万台増をサプライヤーから得て報じて、Apple株が強いが、WSJが反論
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アップル投資家、iPhone 11で先走り過ぎ
Dan Gallagher
金融街はiPhone11見通しに確信を持てていなかったようだが、アップル個人投資家は盛り上がっている。おそらく盛り上がり過ぎなほどに。
iPhone最新モデルは2週間前に発売され、A株はそれから4%上昇、1年ぶり高値をつけた。景気減速と世界の貿易摩擦を巡る懸念が背景で、殆どが中国生産される高価なiPhoneのメーカーにとってはどちらも小さな問題ではない。
 日経は4日、iPhone 11生産を1割増やすよう部品供給企業に要請したと伝え、複数アナリストも既に供給網から同様の情報が得られて、予想を上方修正した。
iPhoneは成熟期にある事業。予想引上げも、今会度iPhone出荷台数押上効果は1%未満にすぎない。iPhone売上高は依然として同期間に1%減少する見通しで、廉価版モデル比率が高まる見方を反映。来年秋導入の5G対応iPhoneでさえ、21年度iPhone売上高を3%しか押し上げない見通し。
投資家は先走り過ぎなのかもしれない。iPhone 11が発売された際、A株価は既に年初来で38%高の水準にあった。年初来上昇率がこれほど高かったのは、新型iPhone発売時期を初めて9月に設定した2012年以来のこと。
A株は過去7年のうち3年で、iPhone新機種の発売から年末にかけて下落。昨年は同期間の下落率が28%に達した。
 さらにPERは足元で18倍超、昨年最高水準17倍を上回り、ほぼ10年ぶりの高水準。大規模な自社株買いを進めていることも一因。発行済み株式総数はここ1年で6%減少。アナリストは成長中のサービス事業部門がPERの高さを正当化していると説く。サービスはなお多くが端末と連携するうえ、導入間近の映像配信サービスApple TV+など他サービスはまだ実地で試されておらず、短期的に大きな業績押し上げは見込めないだろう。
 iPhone 11は順調なようだ。株価がこれほどの高みにある中、単に順調というだけでは足りないかもしれない。