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(株)デジタルガレージ【4819】の掲示板 〜2015/04/15

>>78995

意地悪かもしれないけれど、時価が明確になっていないと資産計上しないのかな?
非上場株式を購入(投資)した場合、資産計上しないときはあるのかな?
加えて、以前株価が物凄く落ちた時にカカクコムなどが数分の一になった時
デジ子は、株式の簿価の減損処理をした記憶があります。
ただ、株価は数分の一になったのに、減損処理は詳細な記憶はありませんが、
たしか、何割か程度で、そんな何分の一にもなっていなかった気がします。

ということは、その逆もあるのだと思っています。

話を戻して持ち株会社の上場後の株価が下がれば、決算は悪化しますが、
債務超過にさえなっていなければ、税金対策になって
会社としては実質的な利益につながります。でも、第三者から見たら一見、会社の業績が
悪くなっているように見える。

その逆で、子会社の株式が上場して、かつての「帳簿上の簿価」を上回ると
見かけ上の利益が増加するので、税金をたくさん払わねばならず、上場後の売却益がないと
キャッシュフローは悪化してしまうんですよね。

以前、村上ファンドが阪神・阪急統合で買収を試みた際のもっとも大きな動機は
帳簿上の簿価が「何十年も前の二束三文」として計上されていたからだと記憶しています。

なので、帳簿上の簿価はあまりに酷い数字だと、膨らませ過ぎれば粉飾で、その逆だと
税務署からクレームが来ます。
でも、簿価というのは取得時のコストですから、間違いともいえない。
価格が流動的であった場合、そんなリアルタイムな株価で一喜一憂していたら
仕事にならないのも自明の理です。

というわけで、資産計上は時価が明確になってもならなくても、取得簿価があるので
計上します。
でも、その簿価に対して適切な資産がいくらが良いかは、会社自身が決めるのです。
水増しまたは、資産がいっぱいあるように見せかけるかつて倒産してきた「アホ会社」
とデジ子が違うのはそこです。
それ故に長く持てるのです。