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ペプチドリーム(株)【4587】の掲示板 2020/03/11〜2020/03/17

さきほど、ニッセイ基礎研究所のコラムを読んでいたが、
「新薬開発は、多くの化合物の候補をふるいにかけていく作業といえる。そのために、医薬品候補となる化合物の種類をどれだけ持っているかが、医薬品メーカーの基礎体力となる。」とある。

大手製薬会社のライブラリーは数十万種類程度、メガファーマでも200万種類程度しか保有していない。
ペプチドリームのライブラリーはオーダーメイドで数兆種類の化合物を何回でも合成できる。事実上、無限大種類といえる。

化合物の種類をどれだけ持っているかが医薬品メーカーの基礎体力だとすると、ペプチドリームはメガファーマの6桁以上もの巨大な基礎体力を持つことになる。



新型コロナ 急がれる医薬品開発-抗ウイルス薬やワクチンが、なかなかできないのはなぜ? 2020年3月13日 保険研究部 主席研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 篠原 拓也
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=63966?site=nli

  • >>693

    昨日、ニッセイ基礎研究所のコラムを読んでいて、ペプチドリームがメガファーマの6桁倍もの(新薬を見つけ出すための)基礎体力を保有しているのかもしれないと述べた。6桁倍といっても実感が湧かないかもしれないが、新薬候補化合物の探索を、油田や鉱脈などの資源を探索することに例えるとわかりやすいかもしれない。
    大阪市の面積は223平方キロメートルだ。これに対して地球の面積は510,100,000平方キロメートルで、大阪市の6桁倍の面積に相当する。大阪市でも掘れば温泉くらいは出てくるだろうが、油田や金やレアアースなどは、どんなに頑張って探しても出てくることはないだろう。これに対して、地球中を探せば油田でも金でもレアアースでも何でも出てくる。
    大手製薬会社のライブラリーは、同じ化合物群を繰り返し使い回しして使用するしかないが、ペプチドリームは何回でも合成してオーダーメイドでライブラリーを用意することができる。つまり、仮に地球に無くても、火星や金星や土星や木星から自由に探索することができるようなものだ。夢のような話だが、これはペプチドリームの研究所では日常的に行われていることだ。

    最近、大手製薬会社が「新薬候補化合物がみつからなくてパイプラインが枯渇してきた」と言われているのはそのような事情だ。多様性のない使い古されたライブラリーからは何も見つからないのだ。これまで発見されてきたような比較的簡単なターゲットなら大阪市でも見つかるが、もう簡単なターゲットは無くなってしまったのだ。ところが、ペプチドリームのPDPSがあれば次から次へと鉱脈を掘り当てることができる。ターゲットさえ間違っていなければ確率は100%だ。夢のような新薬が開発されブロックバスターを連発する日もそう遠くないはずだ。