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(株)ディー・ディー・エス【3782】の掲示板 2018/10/04〜2018/10/18

DDSを例にすると、12月末までに売上計上できるはずだった案件が、何らかの理由で翌月(1月、遅くとも、せいぜい3月)にずれ込んでしまったものを一般的には「期ずれ」と言います。

以下は昨年11月に発表された下方修正の理由に含まれている内容の引用です。
1. 自治体および官庁外郭団体案件の納品が来年度にずれ込む見通し
2. 受注の最終段階に来ているものの(~略~)製品化スケジュールに遅延が発生したため、売上が来年度にずれ込む見通し

これ、約1年前の発表です。「期ずれ」であれば中間決算までには結果が見えているはずです。

1.のほうは、自治体・官庁の案件であればあり得ない話であり「期ずれ」ではなく、「予算化見送り」または「契約に至っていない」というのが事実ではないでしょうか。これは「失注」といいます。

2.のほうは、「売上が来年度にずれ込む」と言いながら、実は受注もしていないわけです。

平成17年12月期からの決算発表を全て読みましたが、同じような調子で、大型案件の「期ずれ」は翌期の数字に反映されているように見えません。

11月の発表では、「下方修正」でなければ「4四半期集中」という報告になるかもしれませんね。