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養命酒製造(株)【2540】の掲示板 2022/09/11〜

▷ <要約>
 2024年3月期の業績は、売上高が前期比3.8%減の102億4200万円、営業利益が同56%減の4億7300万円、経常利益が同35.9%減の9億4900万円、税引き利益が同6.6%減の9億5200万円だった。

 売上高はくらすわ関連事業が伸長したものの、国内「養命酒」が前年を下回ったことにより102億4200万円(前年同期比3.8%減)、営業利益は原材料価格高騰、くらすわ関連事業に係る先行投資、本店ビル更新工事等もあり減少、経常利益は減少、純利益は関係会社株式売却益を計上し、減少となった。

 くらすわ関連事業において、店舗は、来客数が回復していることにより堅調に推移した。通信販売は、「幸健生彩DX」、「五養粥」が売上に寄与した。外販(他社チャネル販売)は、郵便局等でのギフト販売が好調に推移した。漢方製剤、健康サポートフーズ・グッズ等を展開する通信販売専用ブランド「まいにち養生365(まいにちようじょうさんろくご)」及び産直・お取り寄せECサービス「くらすわマルシェ」を開始した。くらすわ関連事業の売上高は11億2000万円(前年同期比17.4%増)となった。駒ヶ根工場敷地内の体験型施設「くらすわの森」は、2024年秋のグランドオープンに向け、順調に建設を進めている。

 養命酒関連事業において、国内「養命酒」については、テレビCMや新聞等の広告を実施したほか、卸店やドラッグストア等主要販売チャネルである小売店と協働して陳列強化等を行い売り場づくりに取り組んだものの、物価上昇や健康意識の変化による消費行動への影響等の要因により、売上高は74億5800万円(前年同期比6.6%減)となった。酒類・食品については、「フルーツとハーブのお酒」の売上が前年を下回ったことにより、8億5300万円(前年同期比4.5%減)となった。海外(海外「養命酒」を含む国外販売)については、4億3100万円(前年同期比3.3%減)となり、不動産賃貸・太陽光発電については、3億7800万円(前年同期比3.0%増)となった。養命酒関連事業の売上高は91億2100万円(前年同期比5.9%減)となった。

 2025年3月期の業績は、売上高が前期比10.5%増の113億2000万円、営業利益が同26.1%減の3億5000万円を計画。