<重要なお知らせ>掲示板の利用規約について
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(株)新日本科学【2395】の掲示板 2024/02/08〜

最近、台湾のバイオ情報誌「環球生技」のサイトに『非ウイルスCAR-T細胞療法の新たな将来展望に関する台日セミナー』という記事が載り、その内容を見ると台湾の経済省産業発展部の肝入りで日台共同のセミナーが開催されることになり「新日本科学の専門家や関連分野の著名な学者が、非ウイルスCAR-T細胞療法の今後の開発動向やCAR-T細胞療法の開発過程における安全性評価の重要性について議論します」とのこと(https://news.gbimonthly.com/tw/activity/show.php?num=1443)。最初の講演者は、CAR-T細胞療法の固形がんへの応用で著名な研究者である信州大学の中沢洋三教授。ご存じの方も多いと思いますがこの信州大学のCAR-T研究にはイナリサーチが大きく関わっており、2019年にイナリサーチ・ラボが開設された目的も、今後大きく成長するCAR-TとiPSの研究を進めるためでした(https://www.shinshu-u.ac.jp/topics/2019/11/carsto.html)。

この日本台湾合同セミナーのテーマにある「非ウイルスCAR-T細胞」とは、がん細胞を攻撃すべくT細胞を改造するにあたってAAVなどのウィルスを使う従来の方法に代わり、より安価でより治療効果が持続する中沢教授の「ピギーバック・トランスポゾン法」で作られたCAR-T細胞を意味し、この手法が2021年には日本医療研究開発機構(AMED)の革新的がん医療実用化研究事業にも採択され(https://www.amed.go.jp/news/seika/kenkyu/20210519-01.html)、2023年には医療関連機器の国際的大手である米サーモフィッシャーサイエンティフィックが共同研究に参入するなど(https://www.thermofisher.com/jp/ja/home/about-us/news-gallery/release/2023/pr051023.html)実用化を視野に入れた研究が進んでいます。