投稿一覧に戻る (株)INPEX【1605】の掲示板 2021/03/04〜2021/03/06 129 金時 2021年3月4日 15:58 OPECプラス調整失敗なら原油高騰も、140万バレル供給増を市場期待 Grant Smith、Salma El Wardany、Javier Blas、Dina Khrennikova 2021年3月4日 14:00 JST 日量50万バレル供給を増やす生産調整とサウジの自主減産終了が焦点 日量140万バレルを下回る供給増にとどまれば市場は強材料と判断か 石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は4日、生産調整のための閣僚級会合をテレビ会議形式で開く。これに先立ち、共同閣僚監視委員会(JMMC)が3日開催されたが、市場が期待する4月以降の供給増の手掛かりは、ほとんど得られなかった。 参加国の代表によると、日量700万バレルを上回る減産の縮小に慎重なOPECの盟主サウジアラビアと供給拡大を求めるロシアとの間で、妥協点を探る2国間協議が3日行われた。4月からのさらなる減産緩和が広く期待されているが、3日のJMMCは詳細に踏みこまなかった。 OPECプラスが供給を拡大しても、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)から経済を回復させる過程で市場が必要とする量に届かなければ、騰勢を強める原油価格がさらに上昇する可能性がある。 4日の閣僚級会合では、OPECプラスが減産をさらに縮小し、4月から供給量を日量50万バレル増やす生産調整を進めるかどうかという点と、サウジが2月と3月に自主的に実施している日量100万バレルの減産をどのように終了させるかも焦点となる。 エナジー・アスペクツの共同創業者でチーフ石油アナリストのアムリタ・セン氏は「OPECプラスは4月に90万バレルしか供給を増やさないかもしれない」とした上で、これまで予想されてきた日量140万バレルを下回る供給増にとどまる場合は「強材料と市場は受け止めるはずだ」と指摘した。 そう思う12 そう思わない1 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
金時 2021年3月4日 15:58
OPECプラス調整失敗なら原油高騰も、140万バレル供給増を市場期待
Grant Smith、Salma El Wardany、Javier Blas、Dina Khrennikova
2021年3月4日 14:00 JST
日量50万バレル供給を増やす生産調整とサウジの自主減産終了が焦点
日量140万バレルを下回る供給増にとどまれば市場は強材料と判断か
石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は4日、生産調整のための閣僚級会合をテレビ会議形式で開く。これに先立ち、共同閣僚監視委員会(JMMC)が3日開催されたが、市場が期待する4月以降の供給増の手掛かりは、ほとんど得られなかった。
参加国の代表によると、日量700万バレルを上回る減産の縮小に慎重なOPECの盟主サウジアラビアと供給拡大を求めるロシアとの間で、妥協点を探る2国間協議が3日行われた。4月からのさらなる減産緩和が広く期待されているが、3日のJMMCは詳細に踏みこまなかった。
OPECプラスが供給を拡大しても、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)から経済を回復させる過程で市場が必要とする量に届かなければ、騰勢を強める原油価格がさらに上昇する可能性がある。
4日の閣僚級会合では、OPECプラスが減産をさらに縮小し、4月から供給量を日量50万バレル増やす生産調整を進めるかどうかという点と、サウジが2月と3月に自主的に実施している日量100万バレルの減産をどのように終了させるかも焦点となる。
エナジー・アスペクツの共同創業者でチーフ石油アナリストのアムリタ・セン氏は「OPECプラスは4月に90万バレルしか供給を増やさないかもしれない」とした上で、これまで予想されてきた日量140万バレルを下回る供給増にとどまる場合は「強材料と市場は受け止めるはずだ」と指摘した。