日経平均は263円高と続伸、終値ベースで2週間ぶりに4万円回復=19日後場

3/19 15:26 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
INPEX2,373+13
石油資源開6,660+130.00
トヨタ3,510+13
三井不1,569.5+55
菱地所2,807.5+49

 19日後場の日経平均株価は、前日比263円16銭高の4万3円60銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)が同28.98ポイント高の2750.97ポイントと4日続伸し、両指数ともに高値引けで取引を終了した。朝方は売り優勢でスタートし、日経平均株価は前場に、一時330円を超える下げを見せる場面もあった。後場に入り、日本銀行が金融政策決定会合の結果を発表。マイナス金利政策を解除し、ETF(上場投資信託)およびJ-REITの新規買い入れを終了することなどを決定した。長期国債の買い入れは、これまでと同程度の規模とすることが維持されたことで、緩和的な政策の継続が意識されたようだ。為替市場で1ドル=150円20銭台まで円安方向に振れたことも支えとなったようだ。

 プライム市場の出来高は19億3254万株。売買代金は5兆2007億円。騰落銘柄数は値上がりが1250銘柄と7割を超え、値下がりは366銘柄。変わらずは40銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち30業種が上昇、3業種が下落した。三井不 <8801> 、三菱地所 <8802> などの不動産株や、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株が上昇。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株や、浜ゴム <5101> 、ブリヂス <5108> などのゴム製品株も高い。クレセゾン <8253> 、オリックス <8591> などのその他金融株や、出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株も堅調。日本製鉄 <5401> 、JFEHD <5411> などの鉄鋼株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株もしっかり。一方、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株や、武田薬 <4502> 、中外薬 <4519> などの医薬品株、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株が下落した。

 個別では、プロレドP <7034> 、ギフトHD <9279> 、リズム <7769> 、住友不 <8830> 、太平洋工 <7250> などが上昇。半面、神戸物産 <3038> 、DMG森精機 <6141> 、Wスコープ <6619> 、サムコ <6387> 、広済堂HD <7868> などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー

関連ニュース

最終更新:3/19(火) 15:26

ウエルスアドバイザー

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング