日経平均は509円安と大幅に3日続落、2カ月ぶりに3万7000円台に=17日後場

4/17 15:27 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
出光興産1,074.5+26.50
アドテスト4,996-393
レーザテク34,600+520.00
東電HLD987.1+5.90
中部電2,025+70.50

 17日後場は日経平均株価が、前日比509円40銭安の3万7961円80銭、TOPIX(東証株価指数)が同33.96ポイント安の2663.15ポイントといずれも3日続落し、きょうの安値で取引を終えた。日経平均は終値ベースで3万7000円台となるのは、2月14日以来、約2カ月ぶり。朝方は、リバウンド狙いや押し目を拾う動きから買いが先行。ただ、戻り待ちの売りに押され、買いの動きが続かず下げ転換した。その後、手がかり材料に乏しいなか、持ち直す場面もみられたが、午後2時すぎ、蘭半導体装置メーカーのASMLが決算を発表。慎重な業績見通しを示したことから同社株が下落し、レーザーテク <6920> やアドバンテス <6857> などの関連銘柄も売られ、指数の重しとなった。東証プライム市場の出来高は17億7851万株、売買代金は4兆5024億円。騰落銘柄数は値上がりが226銘柄で、値下がりは1388銘柄と全体の8割を超えた。変わらずは38銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち31業種が下落、2業種が上昇した。東電力HD <9501> 、中部電 <9502> などの電気・ガス株や、出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株が下落。INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株や、王子HD <3861> 、日本紙 <3863> などのパルプ紙株も安い。大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株や、ゴルドウイン <8111> 、デサント <8114> などの繊維株も軟調。第一生命HD <8750> 、東京海上 <8766> などの保険株や、OLC <4661> 、リクルートH <6098> などのサービス株も弱かった。一方、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株や、ヤマハ <7951> 、任天堂 <7974> などのその他製品株が上昇した。

 個別では、Mフォワード <3994> 、ベクトル <6058> 、九州電 <9508> 、Dガレージ <4819> 、富士石油 <5017> などが下落。半面、ネオジャパン <3921> 、レゾナック <4004> 、インターアク <7725> 、エンプラス <6961> 、TOWA <6315> などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:4/17(水) 15:27

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