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日経平均株価、米株安が重荷(先読み株式相場)2024年5月17日 8:04 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL1709Y0X10C24A5000000/ 17日の東京株式市場で日経平均株価は反落か。前日の米株式相場の下落を受け、幅広い銘柄に売りが先行しそうだ。週末を控え、持ち高調整の売りも出やすい。日経平均は前日終値(3万8920円)より400円ほど安い3万8500円が下値メドになる。 16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比38ドル(0.09%)安の3万9869ドルで終えた。一時は取引時間中に初めて4万ドル台に乗せたものの、買い一巡後は主力銘柄の一部に持ち高調整の売りが出て、下げに転じた。エヌビディアが5営業日ぶりに反落し、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は0.54%下落した。 半導体製造装置のアプライドマテリアルズ(AMAT)が取引終了後に2024年2〜4月期決算を発表した。売上高などは市場予想を上回ったが、時間外取引では通常取引終値から下落している。きょうの東京市場でも東京エレクトロンなどの値動きに影響しそうだ。 17日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は下落し、6月物は前日の清算値に比べ360円安い3万8530円で終えた。17日早朝の外国為替市場で円相場は1ドル=155円30銭台と前日夕時点に比べ1円近く円安・ドル高で推移している。円相場の下落は一部輸出関連株の下値を支える要因となるだろう。 前日の日経平均は大幅に3日続伸し、前の日に比べ534円(1.39%)高の3万8920円で終えた。3月22日につけた過去最高値(4万0888円)から4月19日の直近安値(3万7068円)までの下げ幅の「半値戻し」(3万8978円)に接近した。相場の戻りの一巡を意識した売りが出やすい一方、「半値戻しの達成や節目の3万9000円を上回れば、商品投資顧問(CTA)など順張りの投資家が株価指数先物を再び買い始める」(国内証券のストラテジスト)との声もあり、市場の見方は分かれている。 中国で4月の小売売上高など主要な経済統計が発表される。米国では米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が講演する。
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NY市場サマリー(16日)ダウ一時初の4万ドル台、ドル上昇、利回り上昇 2024年5月17日午前 6:41 GMT+930分前更新 <為替> 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。4月の米輸入物価指数の伸び率が約2年ぶりの大きさとなったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)のインフレ抑制に向けた取り組みがまだ終わっていないとの観測が高まった。 今週発表された経済指標はFRBには朗報となったが、大半の投資家が年内開始と見込んでいる利下げ時期について、政策当局者が大きく見解をシフトさせることはなかった。 米労働省が発表した4月の輸入物価指数は前月比0.9%上昇と、伸び率は2022年3月以来、2年1カ月ぶりの大きさだった。 ドル指数は0.27%高の104.47。 <債券> 米金融・債券市場では、国債利回りが一時約6週間ぶりの低水準を付けたものの、終盤では上昇に転じた。新規失業保険申請件数が減少したことや、米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言が材料となった。 5月11日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万件減の22万2000件となった。前週の増加から一転して減少に転じ、労働市場の底堅さが改めて浮き彫りになった。 序盤の市場では、利回りは4月5日以来の低水準を記録していた。FRBが年内2回の利下げを行い、最初の利下げは9月になるとの見方が強まった。 トレーダーは、物価上昇圧力がFRBの2%目標に近づいているかどうかを注意深く見守っている。 ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、4月消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化したことを歓迎する一方で、これだけでは早期の利下げを唱えるには不十分との見解を示した。 <株式> 米国株式市場ではダウ工業株30種(.DJI), opens new tabが取引時間中に史上初めて4万ドル台に乗せた。経済指標でインフレ鈍化が示され、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測が高まったことに加え、好調な企業決算が追い風となった。ただ、その後下げに転じて終値は反落した。 ダウはFRBによる大幅な利上げにもかかわらず堅調な米経済成長を背景に、2022年10月に付けた安値からの回復を遂げた。 S&P総合500種とナスダック総合も不安定な値動きの中、一時の高値から押し戻されてマイナス圏で取引を終えた。S&P500の主要11セクターは主要消費財を除く10セクターが下落した。 CMEのフェドウオッチによると、市場は年内に2回の25ベーシスポイント(bp)利下げを織り込み、9月開始の可能性を70%と予想してい <金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、対ユーロでのドル高に押され、3日ぶりに反落した。 この日の外国為替市場では対ユーロでドル買いが優勢となり、ドル建てで取引される金の割高感につながった。また、前日に約1カ月ぶりの高値を付けたこともあり、利益確定売りも台頭したもよう。 一方、ニューヨーク連邦準備銀行のウィリアムズ総裁はロイターとのインタビューに応じ、米消費者物価指数(CPI)などの鈍化について「全体的な傾向としてはかなり良いだろう」としたものの、すぐに利下げするには十分な結果ではないとの認識を示した。さらにミネアポリス連邦準備銀行のカシュカリ総裁は、基調的なインフレの動向を見極めるまで、米連邦準備理事会(FRB)は政策金利を現行水準で「より長期に、しばらくは維持する必要がある」と発言し、早期利下げに対して消極的な姿勢を見せた。利回りを生まない金にとって高金利環境はマイナス要因となることから、FRB高官らの発言を弱材料と受け止める向きもあった。 <米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、年内利下げ開始への期待を追い風に買いが入り、続伸した。 朝方発表された週間新規失業保険申請件数は3週ぶりに減少。しかし、市場予想に近い水準となり、前日の消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化をきっかけとした年内の利下げ開始期待が持続した。政策金利の引き下げは、景気を刺激するとともに、ドルの上昇を抑え、ドル建て商品の原油先物の割安感につながる可能性がある。 このほか、イスラエルとイスラム組織ハマスの休戦交渉が行き詰まり、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファでの地上戦が激化するとの警戒感も加わり、相場は午前に一時80ドルの節目回復に迫った。
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米国株式市場=ダウ一時初の4万ドル台、利下げ観測が追い風 終値は反落 2024年5月17日午前 6:32 GMT+934分前更新 [ニューヨーク 16日 ロイター] - 米国株式市場ではダウ工業株30種が取引時間中に史上初めて4万ドル台に乗せた。経済指標でインフレ鈍化が示され、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測が高まったことに加え、好調な企業決算が追い風となった。ただ、その後下げに転じて終値は反落した。 ダウはFRBによる大幅な利上げにもかかわらず堅調な米経済成長を背景に、2022年10月に付けた安値からの回復を遂げた。 S&P総合500種とナスダック総合も不安定な値動きの中、一時の高値から押し戻されてマイナス圏で取引を終えた。S&P500の主要11セクターは主要消費財を除く10セクターが下落した。 CMEのフェドウオッチによると、市場は年内に2回の25ベーシスポイント(bp)利下げを織り込み、9月開始の可能性を70%と予想している。 米労働省が発表した5月11日までの1週間の新規失業保険申請件数は前週比1万件減の22万2000件となった。前週の増加から一転して減少に転じ、労働市場の底堅さが改めて浮き彫りになった。 小売り大手ウォルマートは約7%上昇。今後のインフレ鈍化によって食料品のほか必需品以外の売り上げが拡大することを見込み、通期業績見通しを上方修正した。 スイスの保険大手チャブは4.7%高。著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが同社株67億ドル相当を保有していることが分かった。 ミーム株のゲームストップとAMCエンターテインメントは続落し、それぞれ30%安と15%となった。 米取引所の合算出来高は約176億株。直近20営業日の平均は約115億株。 ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.2対1の比率で上回った。ナスダックでも1.17対1で値下がり銘柄が多かった。
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NY外為市場=ドル上昇、4月輸入物価が約2年ぶりの大幅な伸び 2024年5月17日午前 6:12 GMT+91時間前更新 [ニューヨーク/ロンドン 16日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。4月の米輸入物価指数の伸び率が約2年ぶりの大きさとなったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)のインフレ抑制に向けた取り組みがまだ終わっていないとの観測が高まった。 今週発表された経済指標はFRBには朗報となったが、大半の投資家が年内開始と見込んでいる利下げ時期について、政策当局者が大きく見解をシフトさせることはなかった。 米労働省が発表した4月の輸入物価指数は前月比0.9%上昇と、伸び率は2022年3月以来、2年1カ月ぶりの大きさだった。 ドル指数は0.27%高の104.47。 ドル/円は0.28%高の155.30円。 日銀が金融緩和政策を維持する一方で、FRBの金利高止まりを背景に米国債とドルにマネーが流れ込んだため、円は今年に入って約9.5%下落している。 ユーロは0.14%安の1.0867ドル。英ポンドは0.13%安の1.1268ドルとなった。 暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.35%安の6万5088ドルとなった。
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[ワシントン 16日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のコザック報道官は16日、米国の最近のインフレ指標は「全体としてわれわれが望む水準よりも高い」とし、連邦準備理事会(FRB)に対し、金融政策の決定に当たり慎重さを保ち、データに依存する姿勢を維持するよう求めた。
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NY市場は史上初の4万台突破!! >【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、取引時間中に史上初めて4万ドルの大台を突破した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げへの期待が拡大し、米景気の先行きを楽観視した買いが優勢となった。
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【国内】 ・5月のQUICK短観(8:30) ・3カ月物国庫短期証券の入札(財務省、10:20) 【海外】 ・4月の中国70都市の新築住宅価格動向(10:30) ・4月の中国固定資産投資(11:00) ・4月の中国不動産開発投資(11:00) ・4月の中国工業生産高(11:00) ・4月の中国小売売上高(11:00) ・4月のユーロ圏消費者物価指数(HICP、改定値) ・4月の米景気先行指標総合指数(23:00) ・ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が講演(23:15)
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[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は16日、連邦準備理事会(FRB)の政策金利を現在の水準で維持することが、なお高水準で推移するインフレ率を目標の2%に戻すことにつながると述べた。 久々の暴落おばさま登場ですが、もう来月で引退されるのだから、ちょっとはポッポ化しなさいよ!
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中国、1~3月に記録的な米国債売り-ドル資産離れ浮き彫り Masaki Kondo、Iris Ouyang 2024年5月16日 15:00 JST 中国にはドル保有からの分散という明確な意図がある-BI 中国による米国の証券売り加速も-特に再びトランプ政権となれば 中国が1-3月(第1四半期)に売却した米国の国債と連邦政府機関(エージェンシー)債が過去最大規模となった。米中間の貿易摩擦が続く中で、中国のドル資産離れが浮き彫りとなっている。 米財務省の最新データを基にブルームバーグが算出した中国当局による1-3月の米国債・エージェンシー債売却は計533億ドル(約8兆2000億円)。
ドル円の下落局面ではドルが…
2024/05/17 08:17
ドル円の下落局面ではドルが買われるのは、日米のファンダメンタルズにいまだ開きがあることが要因。米国サイドからは15日の経済指標[米消費者物価指数(CPI)や小売売上高]が比較的弱めな結果だったことで、市場では9月からの利下げ期待が高まった。しかしながら、それ以前に発表された、4月卸売物価指数(PPI)は予想を上振れ、ミシガン大学やニューヨーク連銀が公表した期待インフレはいずれも上昇するなど、今後インフレ低下を予想する声は少ない。 昨日、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が講演で利下げを否定したものの、同時に「現時点で利上げの必要性もない」と述べたように、米連邦準備理事会(FRB)要人も今後のインフレ動向についてはいまだに不透明感がぬぐえず、市場ほど利下げには先走った考えを持っていない。 一方で、本邦のファンダメンタルズの弱さは明らかなことで、円が積極的に買われる要素はない。先週発表された、さえない本邦の経済指標に続き、昨日発表された1-3月期の実質国内総生産(GDP)は、年率換算で予想の-1.5%をさらに下回る-2.0%となった。円安を止めるために日銀が今後も長期国債の買い入れ削減をしたとしても、GDPが大幅にマイナスとなるような経済情勢下で、断続的に金利を引き上げるのは不可能だろう。 また、金利引き上げにより短期プライムレートも上昇することになると、住宅ローンも上昇し、底辺で上下している岸田内閣の支持率を更に下げることになり、政府もそれを望んでいないことで、現実的には本邦の金利上昇にも限界がある。 ここ最近の米経済指標後のドル売りの調整は、ごく短期間で終わっていることにも留意したい。3日に発表された4月の米雇用統計後にドル円は153円台から151.86円まで急落した。しかし、NY引けにかけては再び153円台に戻し、更に週明け6日には154円台に乗せ、その後じり高となった。本邦のファンダメンタルズの弱さだけではなく、介入を期待させたことによる円売りの遅れや、需給的にも円売り意欲が旺盛なことで、気が付くと数日で元の水準に戻すパターンが度々見受けられる。よって、週明けに再び156円後半に戻っていても不思議ではないだろう。