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三菱重工株、分断が誘う買い ESG投資家「苦渋の容認」 松本裕子 2024/6/17 17:58日本経済新聞 電子版 三菱重工業株が人気だ。昨年末比8割高で、PBR(株価純資産倍率)は2倍を超えた。海外投資家はエネルギーと防衛事業の成長性に注目し、「次の日立(製作所)」の最有力候補に挙げる。だが、同社株の上昇は米中対立に始まった「世界の分断は止まらない」との予想が増えているためでもある。 「ポスト日立を探している。三菱重工はどうか」。6月上旬、欧米投資家を回ったJPモルガン証券の佐野友彦株式調査部共同部長は、海外勢の三菱重工への関心の高さに驚いた。キーエンスやSMC、ダイキン工業など佐野氏が担当する海外勢好みの銘柄をしのぐ人気は「過去10年で初めて」という。 日立はいまや「国内外の投資家がコアとして保有する銘柄」(シティグループ証券の武田理奈エクイティ営業部長)。事業再編を推し進め、株価は10年で約4倍になった。予想PER(株価収益率)は26倍と、市場の日立への期待は高い。三菱重工が「次の日立」候補に挙がるのは、同社がエネルギーと防衛という2つのテーマに乗り構造改革期待が高まっているためだ。 世界的な生成AI(人工知能)ブームとそれに伴うデータセンター投資の拡大で電力不足は大きな投資テーマに浮上した。国際エネルギー機関(IEA)はデータセンターの世界の電力消費が2026年に22年の2.2倍になると見る。三菱重工の原子力発電システムやガスタービンなどエネルギー事業には追い風が吹く。 さらに大きいのは防衛だ。ストックホルム国際平和研究所によると23年の世界の軍事費は2兆4430億㌦(約385兆円)と、9年連続で増加し過去最高を記録した。防衛分野の市場分析を手掛けるフォーキャスト・インターナショナルは28年まで右肩上がりを予想。日本政府も27年度に防衛関連予算を国内総生産(GDP)比で2%にする方針で、予算を拡大している。 日本で防衛事業に強みを持つ企業は少ない。三菱重工の24年3月期の「防衛・宇宙」事業の受注高は1兆8781億円と前の期比3.4倍になるなど、すでに恩恵は出始めている。17日の東京株式市場で三菱重工株は4%安と大きく売られたが、14日には上場来高値をつけていた。「防衛は中長期のテーマで、持続的に注目すべき銘柄」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成社長)という。 三菱重工が市場で注目を集める背景には、地政学リスクの「高止まり」がある。いわゆる地政学リスクは通常、一時的なものと扱われる。だが、過去数年で世界経済の分断化・ブロック化が進んだ。異なるブロック間では対立が生まれやすく、地政学上の問題はひとたび表面化すると簡単には収まらないとの見方が広がる。 最たる例が米中対立だ。11月の米大統領選では誰が勝っても「米国の中国に対する強硬姿勢は変わらない」(米運用会社)。国際通貨基金(IMF)は世界を「米国寄り」「中国寄り」「どちらにも属さない」の3つに分類し、貿易や対外直接投資のデータから経済分断に警鐘を鳴らす。 兵器や武器を投資対象から外してきたESG(環境・社会・企業統治)投資も苦渋の決断を迫られている。英資産運用会社の業界団体は4月、英財務省と共同で「良質で経営が順調な防衛関連企業への投資はESGへの配慮と両立する」との声明を出した。「防衛関連企業への投資は国家安全保障に貢献し自由を守るとともに、長期的なリターンをもたらす」とする。 三菱重工が日立のように新たなコア銘柄として定着するのは、日本株全般にとって明るい話だろう。だが、理念を重視してきたESG投資家までもがこぞって防衛銘柄を有望視した結果なら、手放しでは喜べない。
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JPモルガンやモルスタの手口はこちら参照。 BASEの時は1500代→2300代まで踏み上げられても空売りを続けて最終買い方を打ち倒し、今や株価は2桁まで。。 https://marketmaker7.com/2022/09/15/post-3858/
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おはようございます。今日は関東は強い雨らしいの。梅雨に入るんかの。ワラントしておるから株主を増やす事になるわな。既存株主は塩漬け又は損切りでどうにもならんからの。発表しておる材料は沢山あるが確実に見える形で実行せんと「誰も買えんし誰も買えない」これが現実。機関が市場放出されたワラント株を当初より安く買い戻しておる。特に空売り残を抱えるJPモルガンには良い流れですわ。まるで機関に儲けさせたみたいやな。なんで一般的な個人が1日空売りしか出来んか?知っておるか?表向は投資家保護としておるけどちゃうで。信用買いは無期限まであるのに対し売りは1日だけ。1日空売りではまず勝てないからの。理由は機関が儲ける為や。個人にまで空売り期日を無期限や半年にしたら機関は玉がなくなり儲からん。この様に機関が有利なルールになっておる。サイステ株は枚数がワラントで「いたずら」に増えてたいした資金も集まらず機関の餌食なんや。株価を上げないとワラントは大した資金調達にならん。無駄ワラントになるんや。佐藤社長は必死にアピールしておるが発表したIRを実行せなあかんな。まぁ〜それが近いから短期間にセミナーに2回目出演したのかもな。知らんけど。
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配当を貰いながら現物の余裕資金で、2年か3年後に株価3000円から4000円まで株価上昇を気長に待てば良いと思います。 空売り機関投資家会11社連合の本格的な買い戻しは夏以降かな。 どこが最後に買い戻して爆損するか楽しみです。 JPモルガン証券か三菱UFJ 銀行のグループ証券会社かな。 何十億円の損になるだろう。
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シリコンバレーの半導体大手ブロードコムは、AIブームの影響で株価が急騰し話題になっています。6月13日に発表された第2四半期のAI関連売上高が前年同期比で280%増加し、利益と売上高が予想を上回ったことを受けて、株価は12%上昇し、過去最高値を記録しました。この結果、ブロードコムの時価総額は850億ドル(約13兆3000億円)増加し、約7800億ドル(約123兆円)に達しました。 バンク・オブ・アメリカのアナリスト、ヴィヴェク・アリアは、ブロードコムをエヌビディアに次ぐ「第2位」のAI銘柄と位置づけ、将来的に時価総額が1兆ドル(約157兆円)に達する可能性を示唆しています。現在の目標株価は2000ドルに設定されています。 ブロードコムの株価は年初来で50%上昇しており、AIブームが始まった2022年末からは200%増加しています。この成績により、ブロードコムの時価総額はテスラやJPモルガン、エクソンモービル、ウォルマートを上回る水準にあります。 ブロードコムは7月15日に10対1の株式分割を行う予定で、これはエヌビディアに続くものです。両社はライバルとして扱われることが多いですが、アナリストは、「両社とも成功を収める可能性がある」と述べています。 さらに、ブロードコムは昨年秋にVMWareを690億ドル(約10兆8000億円)で買収しており、これは2020年代で2番目に大きな買収とされています。このような一連の動きにより、ブロードコムは市場で大きな注目を集めています。
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三菱重工株、分断が誘う買い ESG投資家「苦渋の容認」 松本裕子 2024年6月17日 三菱重工業株が人気だ。昨年末比8割高で、PBR(株価純資産倍率)は2倍を超えた。海外投資家はエネルギーと防衛事業の成長性に注目し、「次の日立(製作所)」の最有力候補に挙げる。だが、同社株の上昇は米中対立に始まった「世界の分断は止まらない」との予想が増えているためでもある。 「ポスト日立を探している。三菱重工はどうか」。6月上旬、欧米投資家を回ったJPモルガン証券の佐野友彦株式調査部共同部長は
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JPモルガン証券の目標株価は1600円から1670円に変更している。 素人の予想? こんなズレズレの目標株価を公表して恥ずかしく無いのかな。 少しでも株価が今後下がると売りを誘って、大量の空売りを1670円で買い戻したいのかな? バレバレで笑える。
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政策保有株60兆円削減、日本株市場の過剰評価に懸念も-純投資のわな 田村康剛 2024年6月14日 9:16 JST 6月に入り関連ETFのパフォーマンス低調、投資家の疑心暗鬼映す 金融庁有識者会議も純投資の実態不透明と言及、東証などに検証要求 コーポレートガバナンス(企業統治)改革の象徴として日本株市場で評価されてきた政策保有株式の売却(持ち合い解消)を巡り、一部の市場関係者は相場の押し上げ効果が弱まってきたと懸念している。 Construction Of The New National Stadium, A Venue For 2020 Summer Olympics and Paralympics 政策保有株売却と平和不動産への追加出資を発表した大成建設Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg 背景にあるのは、見かけ上の政策保有株を減らすことが可能な「純投資」目的への変更という開示テクニックの存在だ。金融庁の有識者会議が今月まとめたコーポレートガバナンス改革の実践に向けたアクション・プログラムでは、純投資目的への変更は理由の開示が求められておらず、実態が不透明だと指摘。政策保有の合理性について検証を尽くすよう金融庁と東京証券取引所に求めた。 JPモルガン証券の推計によると、2024年3月期末時点で事業会社や金融機関が保有する政策保有株の残高は約60兆円。日本株市場は、売却益を増配や自社株買いなど株主還元に回すことで資本効率が向上する可能性を評価してきたが、純投資目的に変更されるなど資本効率の改善が進まなければ、市場の期待ほど株主が手にする利益が増えないことになる。 T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジストは「期待が先行している印象は否めない」と話す。今後企業が政策保有株を売却していく期間は長く、「効果は一朝一夕には出てこないだろう」とし、関連銘柄の株価の重しにはなるとの認識を示した。 最近の投資家の疑心暗鬼は、政策保有株の売却を投資テーマに据えた上場投資信託(ETF)の値動きにも表れている。シンプレクス・アセット・マネジメントが運用する「政策保有解消推進ETF」の年初来上昇率は22%(13日時点)と東証株価指数(TOPIX)を約7ポイント上回っていたが、6月に入ってからはアンダーパフォームしている。
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こんにちは 本日の植田総裁の会見に注目です。 注目点 ①利上げ時期について ②国債買い入れ減額ペース ③円安についての見解 ④実質賃金はプラスをいつとみているか ⑤保有株ETFをどうするのか ⑥金融緩和方向に変更があるのか などかな コメントも日銀中心でお願いします🥺 ◆ 本日の価額予想 MSCI ACWI ETF:$111.87(昨日$112.22)-0.31% 三菱UFJ銀行仲値:¥157.31(昨日¥156.89)0.27% 25637×111.87/112.22×157.31/156.89≒25625 本日の日本株は日銀会合の結果を前に動きにくいと予想して -11円 -0.04% ◆世界の株式【組入上位国+🇨🇳】 🇬🇧↓0.63% 🇫🇷↓1.99% 🇨🇦↓1.20% 🇨🇭↓0.65% 🇩🇪↓1.96% 🇮🇳↑0.27% 🇹🇼↑1.19% 🇦🇺↓0.13% 🇨🇳↓0.28% 次に本日のモーサテより ◆今朝のNY市場 ・ダウ(3日続落)▼0.17% ・NASDAQ(4日続伸)🔺0.34%最高値更新 ・S&P500(4日続伸)🔺0.23%最高値更新 セクター別騰落率 (+)情報技術1.36%、不動産0.48%、公益0.23% (ー)資本財0.64%、エネルギー0.89%、通信0.98% ※CPIに続き、PPIの伸びが前月よりマイナスに転じたほか、新規失業保険申請者数も高水準、長期金利が低下。前日のFOMCがタカ派寄りだったこともあり、市場の利下げ期待に大きな変化はなく、相場の値動きは限定的。ハイテク株はまちまち。 ◆昨日の経済指標結果など 🇯🇵4−6月期法人企業景気予測調査→2期ぶりプラス(+0.4) 🇺🇸新規失業保険申請者数→10ヶ月ぶり高水準(予想も上回る) 🇺🇸5月生産者物価指数PPI→前月比↓0.2%(予想↑0.1%):予想外の低下でインフレ抑制に進展:前年比↑2.2%(予想↑2.5%) ◆今日の予定 🇯🇵日銀金融政策決定会合結果発表&植田総裁会見15:30〜 🇺🇸6月ミシガン大学消費者信頼感指数 🇺🇸5月輸出入物価指数 ◆今日の為替(三菱UFJ信託銀行NY:横田裕矢氏) ・予想レンジ 156.10円〜157.80円 ・注目ポイント【国債買い入れと利上げの行方】 【予想】金利据え置き・国債買い入れ減額・具体的な利上げ時期の明言なし 【詳細】国債買い入れ方針を月6兆円から5兆円も金利急騰時の機動的なオペ対応の余地を残すための修正を加える方針 【利上げは?】未だ実質賃金はマイナスであり、インフレを上回る賃金上昇を見通すには一段の賃上げとその持続性を見る必要があるため7月利上げは拙速 【今後の為替】現時点での政策変更はないため155円を割り込むことはない。一方今後は政策修正期待はあるが為替動向が日銀の姿勢を動かすことから円主導での為替変動は限られる。6月のドル円の上値は158円とみている ◆今日の日本株(JPモルガン証券:西原里江氏) ・予想レンジ 38400円〜38800円 ・注目ポイント【FOMC後日銀会合前の注意点】 【JPモルガン証券予想】 ①🇺🇸FRB利下げ→11月に後ズレ ②日銀6月:国債買い入れ5.9兆円/月→5.3兆円/月、7月0.25%に利上げ、12月0.50%に利上げ 【会合ポイント】日銀は実質賃金のプラス化と円安のバランスとの課題に直面しドル円157円が警戒点。円安牽制のシグナルがあるか 【今後の株価見通し】日銀QT開始と利上げへへ示唆がそれぞれ長短金利上昇を意味する。 ・実質賃金を伴う金利上昇なら株価上昇 ・景気を置き去りにした円安対応だけの利上げなら株価下落 ・ドル円が150円あたりの円安が株式市場にとってプラス要因と再認識されると見る。市場予想は年末150円とのこと。FRBの利下げ前に実質賃金がプラスに転じているかどうか株価が上に動き出すかを決定づける ◆中央銀行が好む建設的曖昧さ(楽天経済研究所:愛宕伸康氏) ・本日の発表も建設的曖昧が使われるだろう ・予想通り利上げなしで国債買い入れ減額 ・減額ペースに曖昧に示し機動的対応の余地を残す:金額・規模を曖昧に ・追加利上げは9月 その理由①実質GDPがまだマイナス(次回発表の8月を待つ )②鉱工業生産の予測も下落傾向(6月結果は7/31日銀会合2日目)③輸入物価がドル円160円で横ばい、それ以下で下落、現在160円以下なので輸入物価が下がりつつあるため物価を理由にした円安是正のための利上げは不要 とのこと。 かなりまとめないと字数制限になるため、わかりにくくなりがちで申し訳ありません。 植田総裁会見をコメント予定です。 たぶん今日も暇です😪
三菱重工株、分断が誘う買い E…
2024/06/18 14:50
三菱重工株、分断が誘う買い ESG投資家「苦渋の容認」 三菱重工業株が人気だ。昨年末比8割高で、PBR(株価純資産倍率)は2倍を超えた。海外投資家はエネルギーと防衛事業の成長性に注目し、「次の日立(製作所)」の最有力候補に挙げる。だが、同社株の上昇は米中対立に始まった「世界の分断は止まらない」との予想が増えているためでもある。 「ポスト日立を探している。三菱重工はどうか」。6月上旬、欧米投資家を回ったJPモルガン証券の佐野友彦株式調査部共同部長は、海外勢の三菱重工への関心の高さに驚いた。キーエンスやSMC、ダイキン工業など佐野氏が担当する海外勢好みの銘柄をしのぐ人気は「過去10年で初めて」という。