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新興株4日 グロース250が反発 金利低下で地合い改善 4日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比14.63ポイント(2.37%)高の631.29だった。米長期金利の低下を受け、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)銘柄に買いが先行した。目先の自律反発狙いの買いも入り、国内の長期金利が徐々に低下したことも追い風となった。 市場では「午後にかけて日経平均株価が下げ渋るなど相場全体の地合いが改善し、新興市場でも売り圧力が弱まった」(立花証券の鎌田重俊企業調査部アナリスト)との見方があった。 グロース市場ではカバーやデータセクが上昇した。一方、Kudanやエヌピーシーは下落した。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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イナス金利政策を解除した日本銀行が早期に追加利上げに踏み切るとの観測が広がる中、10年国債利回りは5月30日に一時1.1%と約13年ぶりの高水準まで上昇。一方、日経平均株価は34年ぶりに史上最高値を更新し、初めて4万円の大台に乗せたことで株価収益率(PER)などバリュエーションも上昇したことで、複数の資産を組み合わせるクロスアセット投資家にとっては選択肢が増えた。 三井住友信託銀行の瀬良礼子 瀬良氏は、株価が急落するとは思っていないが、金利上昇は株式にとって上値の圧迫要因となるため、「もみ合いで推移する可能性の方が高い」と予想。日経平均は年末までに3万8000円-4万円の間で取引されるとみている。同レンジは3月に付けた終値ベースの史上最高値4万888円よりやや低い。 MSCIジャパン指数の配当利回りは20年3月には3.4%と高水準だったが、現在は2.3%で推移している。政府が主導するコーポレートガバナンス(企業統治)改革の流れから配当を増額するなど株主還元を強化する企業は増えている半面、ここまでの株価の高騰が配当利回りの上昇を抑制している格好だ。 セゾン投信の瀬下哲雄マルチマネジャー運用部長は「今まで債券に投資したくても、ゼロ金利でほぼ収益が得られなかったため、仕方なく株式に投資するという選択肢は確かにあった」と説明。株式投資にはリスクが伴うため、「1%でも取れれば、債券でもいいということは十分ある」と話す。 日本経済は数十年にわたるデフレから脱却しつつあり、長期的に日本株は依然魅力的と判断する投資家が多いのは事実だ。インフレへの転換は企業が値上げをしやすくなり、収益を持続的に押し上げる可能性がある。また、政府や東京証券取引所が主導するガバナンス改革が経営効率化につながると期待されるほか、日銀の金融引き締めペースも緩やかとみる市場関係者は少なくない。 インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジストは「日本国債の利回りはそれほど上昇しない」と予想する半面、「構造改革による日本企業の収益性の向上が1株当たりの配当水準を押し上げるだろう」とみている。 ただ、債券利回りの上昇は日本株ウオッチャーの見方を確実に慎重にさせており、サクソ・マ
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新興株31日 グロース250が反発 投資家心理上向き 31日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比16.22ポイント(2.69%)高の618.49だった。日経平均株価の上げ幅が400円を超えるなか、投資家心理が改善し、新興市場でも幅広い銘柄に買いが入った。前日に米長期金利が低下したのも、高PER(株価収益率)銘柄の多い国内新興市場の支えとなった。 グロース市場ではエヌピーシーやQPS研究所が上昇した。一方、海帆や学びエイドは下落した。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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30日の東京株式市場で大阪チタニウムテクノロジーズ株が一時、前日比208円(8%)高の2960円まで上昇し、年初来高値を更新した。買いの起点は前週末の決算説明会で開示した事業見通し。航空機エンジンなどに使う主力のスポンジチタンを軸にした成長期待が高まり、買いが断続的に入っている。 終値は202円(7%)高の2954円。日経平均株価が大幅続落するなか逆行高を演じ、この日のプライム市場の値上がり率ランキングで3位となった。 同社はスポンジチタンの製造で高い市場シェアを誇る。航空機需要の長期的な安定成長や供給網の再編が見込まれるなか、説明会でスポンジチタンの需要が中長期的に拡大する見通しを示し、投資家の評価を高めた。 大和証券の尾崎慎一郎シニアアナリストは29日付で目標株価を4000円から4800円に引き上げた。「需給逼迫が続くスポンジチタンの輸出価格の値上げ期待で株価の上昇が見込まれる」としている。 予想PER(株価収益率)は15倍台と、競合の東邦チタニウム(24倍)に比べて割高感は乏しい。株価の一段高に向けて、「新型コロナウイルス禍からの航空機需要回復が継続するかが焦点となる」(楽天証券経済研究所の窪田真之チーフ)
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2024年5月30日 15:33 日本経済新聞より 【東証大引け 日経平均は3日続落 一時900円安 日米金利上昇に警戒感】 30日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、終値は前日比502円74銭(1.30%)安の3万8054円13銭だった。 日本や米国の長期金利上昇を警戒し、ハイテク株を中心にリスク資産を圧縮する動きが優勢だった。前日の米株式相場が軟調となり、30日のアジア株が総じて下落したことも重荷となった。下げ幅は一時900円を超えた。 堅調な米経済を背景にインフレが継続し、米連邦準備理事会(FRB)が利下げを先送りするとの見方から、29日の米債券市場では長期金利が上昇。 国内では日銀が追加利上げに動くとの思惑から30日午前の債券市場で指標となる新発10年物国債の利回りが2011年7月以来およそ13年ぶりに1.1%台に乗せた。 欧州でも長期金利は上昇傾向で、高PER(株価収益率)のハイテク株などは相対的な割高感が意識され売りが膨らんだ。 前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落し、30日の香港ハンセン指数などアジアの株式相場が総じて軟調だったことも投資家心理の重荷になった。 日経平均は取引時間中として5月13日以来およそ2週間ぶりに3万8000円を割り込む場面があった。3万8000円を割り込んだところでは割安感から押し目買いが入ったが戻りは限定的だった。 東海東京インテリジェンス・ラボのS・Rシニアアナリストは「いまは金利の動きについて神経質になっている。特に日銀の金融政策についての先行きが読めず、足元は上値を追いたいと考える投資家が少ない」とみていた。… … 長文になりますので、以下は省略致します。
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東証株式の株価収益率(連結ベース・5月29日) 2024/05/29 18:37 日経速報ニュース 229文字 前期基準 予 想 東証プライム全銘柄 16.30 16.12 東証スタンダード全銘柄 14.72 13.90 東証グロース全銘柄 84.61 47.53 日経平均採用銘柄 16.57 16.43 日経300採用銘柄 16.50 16.45 日経500平均採用銘柄 16.47 16.40 JPX日経400採用銘柄 16.33 16.45
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22日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比8.75ポイント(1.38%)安の624.66だった。2022年6月以来およそ2年ぶりの安値をつけた。日経平均株価が下落し、新興株市場でも運用リスクを避ける目的の売りが優勢だった。22日(日本時間23日早朝)に米半導体大手エヌビディアの2〜4月期の決算発表を控え、手じまい売りも出たようだ。 22日午後の国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが上昇(債券価格は下落)し、13年5月以来およそ11年ぶりに節目の1%をつけた。日銀による金融政策の正常化観測を背景に金利の先高観が強まっており、高PER(株価収益率)の成長株が多い新興株市場では相対的な割高感を意識した売りに押された。 グロース市場ではトライアルやQPS研究所、サンウェルズが下落した一方、フリーやKudan、ヘッドウォが上昇した
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日経平均、NVIDIA決算控え様子見も(先読み株式相場)2024年5月22日 8:06 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL220290S4A520C2000000/ 2日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発か。21日の米株式相場の上昇が投資家心理の支えとなる。一方、日銀による金融政策の正常化観測や国内金利の先高観が相場の上値を抑えそうだ。日経平均は前日終値(3万8946円)よりやや高い3万9000円が上値メドとなる。 21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日に比べ66ドル(0.16%)高の3万9872ドルで終えた。米連邦準備理事会(FRB)の年後半の利下げ観測に加え、米景気がソフトランディング(軟着陸)するとの期待が支えとなった。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は最高値を更新した。 もっとも、22日の米エヌビディアの決算発表を控え投資家の様子見姿勢は強く、上値を追う動きは限られた。FRBのウォラー理事が「利下げ転換を支持するには、数カ月分の良い物価指標をみる必要がある」との見方を示したことも株式相場の重荷だった。東京市場でも日本株の方向性を左右しやすいエヌビディアの決算内容を見極めたいとの雰囲気が広がり、午後を中心に相場の方向感が定まらない展開となるだろう。 日銀が追加利上げや一段の国債買い入れの減額に動くとの観測もくすぶっている。長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは21日に0.980%と2013年5月以来、11年ぶりの水準に上昇した。金利上昇はPER(株価収益率)が高いグロース(成長)株の逆風になりやすく、22日も金利の上昇が続けば日経平均の下落につながる可能性がある。 日本時間22日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は下落し、6月物は前日の清算値に比べ70円安い3万8870円で終えた。 チャート上では中期トレンドを示す75日移動平均(3万8685円、21日時点)が下値支持線として意識されやすい。中長期で日本株への先高観を持つ投資家は多く、この水準では押し目買いも入り、底堅く推移しそうだ。 財務省が4月の貿易統計、内閣府が3月の機械受注を発表する。海外では米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(4月30〜5月1日開催分)が公表される。シンガポール、マレーシア、タイ市場は休場となる。
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日経平均、米利下げ観測が追い風(先読み株式相場)2024年5月16日 8:05 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL15BW20V10C24A5000000/ 16日の東京株式市場で日経平均株価は続伸しそうだ。米連邦準備理事会(FRB)が年後半にも利下げに動くとの観測が強まり、前日の米株式市場で主要3指数が過去最高値を更新した。海外勢を中心に投資心理が一段と強気に傾き、日本株にも買いが波及する可能性が高い。日経平均は前日の終値(3万8385円)から300円ほど高い3万8700円程度が上値メドになりそうだ。 15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、終値は前日比349ドル(0.88%)高の3万9908ドルと3月28日以来、約1カ月半ぶりに最高値を更新した。同日発表された4月の米消費者物価指数(CPI)が前月比の上昇率が0.3%と市場予想を下回った。インフレの鈍化を示す指標を受け、FRBが利下げを先送りするとの懸念が後退した。S&P500種株価指数とナスダック総合株価指数も最高値を更新し、日本株は全面高で始まる公算が大きい。 高PER(株価収益率)が多い主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は、米長期金利の低下で相対的な割高感が薄れたとの受け止めから2.87%高で終えた。東京エレクトロンやアドバンテストなど指数寄与度の高い値がさのハイテク株には資金が流入しやすく、日経平均の押し上げ要因となりそうだ。 一方、外国為替市場では円高・ドル安が進んでいる。輸出企業の業績改善期待がやや後退しそうなことは上値を抑える要因だ。日本時間16日早朝の大阪取引所の夜間取引で、日経平均先物6月物は前日の清算値より340円高い3万8720円で取引を終えた。 個別ではリクルートホールディングスが注目だ。15日、2025年3月期の連結純利益(国際会計基準)は11%減の3150億円〜13%増の4000億円になりそうだと発表した。米欧の景気悪化を想定しており、米求人サイト「インディード」の減速を受けて幅を持たせた業績予想を開示した。値動きが株式相場全体の地合いにも影響を与えそうだ。 国内では内閣府が1〜3月期国内総生産(GDP)速報値を発表する。海外では4月の米住宅着工件数、4月の米鉱工業生産・設備稼働率、5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が公表され、FRBのバー副議長が上院銀行委員会で議会証言する。アプライドマテリアルズ、ウォルマートが決算を発表する。
日経平均株価、米ハイテク株高が…
2024/06/06 08:24
日経平均株価、米ハイテク株高が支え(先読み株式相場)2024年6月6日 8:08 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL058N70V00C24A6000000/ 6日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発しそうだ。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ期待を背景に、前日の米株式相場がハイテク株を中心に上昇したことを受け、東京市場でも半導体関連など値がさ株への買いが日経平均を押し上げそうだ。前日終値(3万8490円)より500円あまり高い3万9000円が上値メドになる。 5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比96ドル(0.24%)高の3万8807ドルで終えた。5日発表された5月のADP全米雇用リポートなど雇用指標が労働需給の緩和を示し、FRBの利下げ時期が遅れるとの懸念が後退した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数と、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は過去最高値を更新した。 米長期金利は一時4.2%台後半と約2カ月ぶりの水準に低下し、高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に、株式の相対的な割高感が薄れるとの見方から買いが入った。主要な半導体関連で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.51%高、米エヌビディアは5.15%高と急伸した。いずれも最高値を更新し、東エレクやアドテストなど半導体関連株に買いが波及しそうだ。 終日、一方的な全面高の展開となりそうで、日経平均は終値でも5月23日以来となる3万9000円台に乗せる可能性も高いだろう。 6日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇し、6月物は前日の清算値に比べ440円高い3万8960円で終えた。 個別ではイオンとイオンモールに注目だ。6日付の日本経済新聞朝刊は「イオンは2024年度の『イオンモール』の国内出店を26年ぶりに取りやめる」と報じた。予定していた案件を25年度以降に先送りする。建設業界の人手不足や資材高騰で、採算がとれないと判断したといい、事業環境の厳しさが意識されそうだ。 国内では積水ハウスが2024年2〜4月期決算を発表する。海外では欧州中央銀行(ECB)理事会の結果を発表するほか、週間の米新規失業保険申請件数、4月の米貿易収支が公表される。韓国市場が休場となる。