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3798の続きです。 モルガン・スタンレーは、金融市場において、ドルが首位の座を維持する以下の3つの要因を挙げている。 1. 人民元はドルに挑戦できるほど流動的ではない 「中国政府は人民元を世界の舞台でドルへの挑戦者として位置づけようとしているが、ドルの支配を真に崩壊させるほど、中国人民元は流動性が高くない」とストラテジストたちは指摘する。その理由のひとつは、中国が自国通貨に対して厳しい資本規制を敷いており、国内外への現金の持ち出しが制限されているからだという。 「中国が米ドルに本気で挑戦することはすぐにはなさそうだ。この挑戦をするためには、中国が自国通貨の管理を緩和して資本勘定を開放する必要がある。中国政府がこれをすぐにやるとは思えない」とロードは言う。 消費需要の低迷や不動産危機が続いている中国経済にも疑問が残る。 「中国は、二国間貿易の米ドル建てを増やすことでいくらか前進するかもしれないが、それが世界的な通貨支配の指標に与える影響は漸進的なものになるだろう」とロードは付け加えた。
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米ドルは基軸通貨の地位を失わない…脱ドル化が起こらない3つの理由 Jennifer Sor によるストーリー • 3 時間 • モルガン・スタンレーによると、脱ドル化の取り組みは、実際にドルを追い落とすほどのものではないという。 同行のストラテジストらは、現時点では米ドルを保有することに代わる真の選択肢はないと述べた。 モルガン・スタンレーは、脱ドル化の懸念が誇張され過ぎだとする3つの理由を挙げた。 モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)によると、世界各国の中央銀行や国際貿易の主要通貨としてのドルの地位は、おそらくすぐに衰えることはないという。 同行は、米ドルが最終的に世界で最も保有されて最も広く使用される通貨の座を奪われる可能性があるという懸念について指摘した。中国人民元や日本円、さらにはBRICS共通通貨のようなライバル通貨がドルの地位を混乱させる可能性があると警告する評論家もいるが、モルガン・スタンレーのストラテジストらは、ドルの優位性がすぐには消えない重要な理由があると話している。 「世界の株式市場が下落し始め、世界経済が景気後退に向かう傾向にある時、あなたはどの通貨を保有したいと思うだろうか。 あなたが米ドルを保有したいのは、こうした出来事に対して、為替相場の反応が歴史的に同じだったからだろう」とモルガン・スタンレーの新興諸国のFX戦略責任者であるジェームス・ロード(James Lord)は、2024年5月8日のポッドキャストで語っている。 「要するに、王者であるドルに対する挑戦者がいないということだ」と、モルガン・スタンレーの米公共政策調査責任者、マイケル・ゼザス(Michael Zezas)は付け加えた。 長文記事につき次投稿をご覧下さい。
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決算短信の「今後の見通し」を読んでも 当社の事業環境は "良好" であることが分かります。 "需給" 的には 先週の前期決算の上方修正発表で入った短期筋が売ることを考えると良くないですが 彼らをふるい落としたら 3ヶ月後に第1四半期決算が発表される頃までには適正な株価水準に戻ってくるのではないでしょうか? 資金が長ければ3〜6ヶ月程度の期間 据え置かれるのを嫌う人は 損切りしてしまうのも一考に値すると思います。 【決算短信より引用】 ②今後の見通し …当社グループを取り巻く経済環境は、主要顧客である造船業界において、多くの手持ち工事量を抱える中、船価も堅調に推移しており、一定の受注量が継続すると予想されます。設備投資関係では、国内において人手不足を背景とする自動化・省力化投資、グリーン関連並びにデジタル関連に向けた設備投資を中心に、底堅く推移すると予想されます。… …業績予想の前提となる為替レートは、1米ドル:140円、1ユーロ:152円、1英ポンド:178円、1中国人民元:20円を想定しております。
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円を対ドルで34年ぶりの安値から引きずり下ろすための介入疑惑は、日本が単独で続ければ永続的な効果をもたらす可能性は低いとみられており、苦境に立たされている円安が再び起こる可能性が高まっている。これにより、輸出隣国である韓国や台湾との競争上の緊張が最高潮に達する可能性があり、人民元切り下げの可能性についてすでに議論が高まっている中国への圧力がさらに高まる可能性がある。 (ブルームバーグ) これ以上円安きたら中国人民元切り下げるな 円安バンザイの結果がこれだよ
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中国人民元の大幅な切り下げが差し迫っている可能性がある
NY外為市場=ドル下落、利益確…
2024/05/25 07:55
NY外為市場=ドル下落、利益確定で 経済指標堅調で今後一段高も 2024年5月25日午前 6:23 GMT+91時間前更新 [ニューヨーク 24日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが大半の主要通貨に対して下落した。最近のドル高を受けた利食い売りに押された格好。ただ、堅調な米経済指標を背景に利下げ観測が後退していることから、今後一段高となる可能性を示唆している。 米商務省が発表した4月の耐久財受注は前月比0.7%増と市場予想の0.8%減に反して増加し、第2・四半期序盤に企業の設備投資が回復したことを示唆した。 ドル指数は0.3%安の104.72。ただ、週間ベースでは0.2%高となった。 ユーロは0.3%高の1.08495ドル。 米経済指標が予想を上回ったことで、トレーダーは米連邦準備理事会(FRB)による最初の利下げ時期が9月になる見通しを示しており、他の中央銀行による利下げ期待も後退している。 ドル/円は156.95円。今週は約1%上昇した。 ポンドは0.3%高の1.27365ドルとなった。 中国人民元は1ドル=7.2627元近辺で推移した。 ニュージーランドドルは0.4%高の0.61225米ドル。 暗号資産(仮想通貨)では、イーサが横ばいの3735.90ドルとなった。