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投稿コメント一覧 (33コメント)

  • 原材料費14億円について。

    これはHGFの薬価ではなくて、あくまでも原材料費。つまりHGFの製造委託会社からの仕入れ値じゃないですか?違うかな?(今は承認が取れていないので、製品製造原価の費目には入れていない)

    患者一人当たりが使用するHGFの総薬価を100万円とします。用量、本数は無視して、とにかく100万円使うとします。

    対象患者数を1万人とすると、総売り上げは100億円です。製造原価はこの14%ほどかかるので14億円。

    推定患者数が少ないと見積もっていて、その分薬価を高く見積もっているのかもしれませんが。

    この前提ですと、アンジェスの取り分は、30%程度と仮定すると30億円。決して高いとは言えないけれど、他のプロジェクトの研究開発費やHGFの適応拡大等の開発費には十分だと思います。株主配当は期待できませんが。
    医薬品は「ピーク時売上高」が大事なので、初年度はこんなもんじゃないですか?

    まあ、私見です。

    保管は、製造会社には通常恒温の倉庫がありますから、そこから発注に合わせて出荷すればよい。
    まあ、私見です。

  • HGF治療薬の製造に関する投稿があったので、個人的な意見をコメントしておきま~す。

    医薬品の承認は”製造”販売承認なので、PMDAでは製造に関する資料も厳しく(ICHの品質のガイドラインに従って)審査します。製造プロセス(医薬品の作り方と品質を確保する手段)や医薬品としての規格及び試験方法(出荷するときの出荷検査の基準)については、もう審査は終わっていると思います。

    追加の6例の試験に用いた治験薬は、最終製剤(販売後の製品と同等のもの)を使用することが求められていると思うので、その治験薬を作った工場で委託生産をすればいいんじゃないですか?アメリカでも治験をやっているので、アメリカは治験薬までGMP基準を求めているので、その工場であればPMDAも製品の製造を認めると思います。

    とりあえず承認を取って、さらに増産が必要になったら、スケールアップした製造場所を確保して「一変」といわれる申請を行うことで対応できます。これは新しい工場で作ったものが、以前のものと同じであることを検証する生物学的同等性というのをガイドラインに従って証明すればよい。

    。。。。違うかなあ??

    ちなみに製造方法のノーハウは製薬会社の命なので、会社はなかなか公開しないものです。

    例を挙げればオプジーボ。これはアメリカニュージャージー州プリンストンのBMSの工場でも作っていますが。
    FDAは審査資料は可能な限り一般公開することにしているけれど、FDAが公開しているオプジーボ製造に関する資料は、「工場査察の結果は合格」というFDA工場査察官からFDA審査官への電子メールのコピー1頁だけです。

    HGF製造に関する審査に関しては問題なく、また終わっていると思います。そして追加の6例だけの審査に半年、一年かけていたら、PMDAも厚労省も非難されると思います。

    早期承認。心配無用。まあ、個人的な見解ですけどね。

    追記:わたしは製薬会社の人ではないよ。

  • >自分の意見が論破されたらこれか。

    笑ってしまいました。
    あなたに論破される方は、この掲示板には、いないと思います。

  • >より新しいデータを見つけたら教えてよ。でもこういう論文はなかなか無いから。

    仮にそういうデータがあったとしても、それをあなたに教える人は、この掲示板にはいないと思う。
    自分で探したら。。。

  • >コラテが使ってるプラスミドベクターが細胞内にきちんと遺伝子を運んでいないのではないか。
    >これは私の想像ですので気にしないで下さい。

    それはあなたの妄想です。

    アンジェスが開発しているHGF遺伝子治療薬は、HGFでもなければHGF遺伝子そのものでもありません。HGFをコードするDNA配列をプラスミドに組み込んだ人工的なプラスミドです。
    この治療薬は、細胞内に取り込まれ遺伝情報を発現し、HGF蛋白を産生させます。そのHGF蛋白がgrowth factorとして働き、(今回の適応症の場合には)側副血行路という血管を新生させ、下肢の血流改善を図るのです。

    HGF遺伝子治療薬によって、遺伝子が発現し、HGF蛋白が産生されることは立証されています(細胞内に取り込まれているんだよ~。それを確認することは遺伝子治療研究の基本だよ~)。また、HGFプラスミドの投与はHGF遺伝子そのものを投与するより効果が高いことも立証されています。

    プラスミドによる遺伝子導入は、ウイルスベクターを用いる導入に比べれば、導入効率は非常に低いです。あなたのおっしゃる通りです。ただし、アンジェスの治療薬は「筋肉内投与」という方法を選択することにより、患部に高濃度のプラスミドを到達させることを企図し、治療薬としては十分に臨床効果があると理論立てています。そして検証してます。経口投与や静脈内投与ではなく、局所高濃度投与と考えればいいでしょう。

    あなたが思い浮かぶ、言いがかりとも思える懸念は、アンジェスはもう何年も前から想定していて対処していると思います。

    あなたの妄想を読んで、気にする方、ミスリードされる方がいるといけないと思いコメントまで。

  • >>No. 1004

    あのですね。この投稿者の英文解釈間違っています。

    >適応疾患の帯状発疹後神経疼痛(ヘルペス)は、米国で3人に1人が発症するとのことです。

    原文はそこまで書いてないんじゃない。

    >Nearly 1 in 3 people in the United States will develop shingles, also known as herpes zoster, during their lifetime, according to the CDC.

    これはVZV感染症(shingles & herpes zoste)の患者数予測で、herpes zoster発症後の何%かに発症するpost herpetic neuralgiaの患者数には触れてないんじゃない。

  • HGF遺伝子治療薬の承認時期について考察してみました。

    今回の申請は条件付き早期承認制度を利用した申請です。したがって「薬生薬審発 1020 第1号の記第5項」規定により承認審査は「優先審査」となります。(早期審査と優先審査の違いはググって調べてね)

    優先審査に関する実際の承認事例等の記事では「最短で4か月」と述べるものが多く、それより短いものは見当たりません。最短でも4か月かかるんですね。そうしますと最短で5月22日となります。一つの考えです。

    PMDAが掲げる「新医薬品に係る承認審査の標準的プロセスにおけるタイムライン」を見てみました。
    下記のHPの下段に優先審査の目標タイムラインが図示してあります。

    先日行われた「先進医療技術審査部会」は厚労省医政局が開いたもので、PMDAの業務ではありませんので、この図の中の下部にある「部会審議」に相当すると思います。そうしますと、長くて1.1か月、平均0.8か月後に承認が得られます。4月の第2週から第3週にXデーは確実に来ると思います。(2回目の申請なので4か月かからないと判断)

    /ttps://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/about-reviews/p-drugs/0014.html

    この承認は閣議にも報告されるようです。大手マスコミは大きく伝えると思いますので、株価の爆発は間違いない。

    *考察は客観的な資料に基づいてはおりますが、私的考察です。投資は自己責任でね。

  • >条件解除の治験で、有効性・安全性を確認することになっています。

    そうなんですか。今後は条件解除の「治験」を行うんですね。「治験」というのは、製造販売承認取得を目的とした臨床試験と定義されますので、現時点では製造販売承認には至っていないということなんですね。また、今後行われる条件解除の「治験」に供される薬剤は、「治験薬」という取り扱いなんですね。「治験薬」でも薬価収載はされるのでしょうか?そのあたりがよく分からないです。
    ただし、薬価収載されるとなると、これまで会社の負担としての臨床研究の薬剤費が国民負担になるわけですから、多少の違和感は覚えます。

    (丸山ワクチンの時は患者負担でしたが、その時をほうふつさせるような薬事の状況に見えてしまいそうです。)

    >承認を前に会社側でそんなことが言える、とあなたは本気で考えているのでしょうか。

    会社側で言えない理由は見当たらないと思います。例えば、会社が間違った解釈をしていても、余計なことを言ったと曲解されても、承認には影響を与えないと思っています。承認はあくまでもデータに基づいて、科学的かつ客観的に判断されるわけですから、会社側が何を言おうと科学的判断に影響は与えないでしょう。日本の官僚は、そんなことでは動かない、優秀な人たちだと思っています。

    山田さんにおかれては、間違いを恐れることは何もありません。そう思いますし、そうしていただけると嬉しいです。会社にとっても株主にとっても、本件の明確な理解は、非常に重要であると思っています。

    まあ、期待はしていませんが、希望をしているということです。なぜなら。。。わたしは株主なんです。

  • >>No. 643

    >loxicodegol

    Pegylated opioidですよね。合成はそんなに難しくないと思うので、シグマでも外注合成できるんじゃないの。早く経皮剤作ってpegylated opioid経皮剤の特許取っちゃえば、新たなビジネスでいいんじゃないの。

    オキシコドンがPEG‐オピオイドに切り替わっていくのは、時代の流れだと思いますが、早く手を打ってほしいわあ。。。Made in Japan!!

  • >今回得られた成績を基に、さらに臨床評価を進めることによってAMG0001 の有効性、安全性及び臨床的有用性が明らかになることが期待される。

    正直言って、わたしには玉虫色にしか思えません。すみません。
    「さらなる臨床評価を進めることによって…」とは、承認を与えて症例を積み重ねるべしといっているのか?それとも、さらに追加して治験を行えと言っているのか?

    どちらに受け取ってもOKだよね。非常に日本的な文面だね。

    アンジェスはどう受け止めたのか?会社としてどう判断しているのか?IR担当には、会社の見解を公表してほしいと思っています。

  • >>No. 595

    >学術論文だよね。

    製薬業界では、技術データベースを使うけどね。

    業界のデータベースでリドカインパッチを見てみました。

    5LBTはリドダームの20%から50%高い血中濃度を示す。
    ZTlidoはリドダームと同様な血中濃度(生物学的同等性あり)。
    ですね。

    でも、よく読んでみると、5LBTの薬剤濃度は20%と高くしているんです。一方のZTlidoはたったの1.8%。5LBTの10分の一以下でいいんですね。

    20%と1.8%。どっちが技術力が高いか考えてみよう。わたしが製薬会社だったら、5LBTの技術は買わないな。。。

    MEDRx is developing 20% transdermal lidocaine patches, including MRX-5LBT and MRX-7LAT, using its ionic liquid transdermal system (ILTS) for the potential treatment of neuropathic pain associated with shingles [2001920], [1867625]. In March 2016, clinical trials were initiated in the US [2002260]. In May 2016, a phase I trial had been completed for MRX-5LBT [2001920], [1867625]; in September 2016, results were reported [1867625]. In mid-2013, the company was seeking to outlicense the program [2014394], [1669589]. 
    ......the geometric mean ratio for AUC (0 to 12), AUC (0 to t) and Cmax was 20 to 50% higher with MRX-5LBT.

  • >アトピー性皮膚炎治療薬
    >東京医科歯科大との共同研究も気になるところです。

    Stat6 decoyの新規軟膏は陽性コントロールに比べて30%程度効果が高かったと報告があったと思うけれど、double strandedだから分子量5000とか10000とかあるんでしょ。AngesのNFkB decoyの時と同様厳しいんじゃないの。そういえば、AngesはStat6 decoyとNFkB decoyのキメラをやっているけど、AngesはもうILTSは採用しないんだろうね。

    東京医科歯科大学では、ILTSを利用して皮膚dendritic cellのCD86を標的とした siRNA軟膏を作って評価するって言ってたけれど、こっちの方が面白そうではあるけどね。

    このあたり会社は全くIRしないね。

    一方で、核酸の経皮投与は軟膏よりマイクロニードルアレイに期待がかかっているようだけど、この会社はマイクロニードルアレイもやっているようだけど核酸への展開はしてない様子だね。siRNAのマイクロニードル化は、香港大学あたりからいい論文が出ているので、もう特許チャンスもなくなってきているのかもね。

    核酸医薬は日本の十八番と思っていたけど、今はアメリカや諸外国に負けてきたよね。
    頑張ってほしい~。

  • >2月中旬に発表された大統領予算でオピオイド対策費として保険社会福祉省に18年度、19年度で合計130億ドルの予算を要求した。この中には官民パートナーシップで常習性の無い鎮痛薬を開発するための国立衛生研究所に対する1億ドルの予算を含んでいる。

    BBB通過性が制御された新規のμアゴニストは、Phase IIIに成功し、年内にもFDA承認が得られる見込みです。μレセプター選択性も高く、安全性は米国の専門家も認めるところ。

    他にもMade in USAの新規の鎮痛薬は開発ステージに上がっているし。トランプのアメリカが官民挙げて取り組んでいるから。

    ここのパッチはまだPhase Iでしょ。間に合うのかな?アメリカ政府もNIHもこの会社には1ドルの補助金も出していないし。大丈夫かな?

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