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トルコ リラ / 日本 円【tryjpy】の掲示板 2018/10/03〜2018/10/11
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>>25
今回の結果、注視すべきは CPI だけではなかった。
生産者物価が 32 → 46%(+14%!)で、急上昇は止まらず。
これが示唆するのは、
・価格転嫁による、先行きのインフレ率の更なる悪化余地
・購買力減や価格転嫁不足による、事業者利益の圧迫
これらだろう。
もちろん、利上げによる経済下押してぇ副作用もじわじわ効き始める。
厳しい経済収縮を経て贅肉が落ち、やっとインフレが抑制される。 それが新興国のインフレ退治の苦しい過程だ。
一方で前回利上げで好転したのは、
・トルコがやっとインフレ退治のスタートラインに立ってみせた
・通貨反発による輸入インフレ負担増が緩和される
この辺りか。
インフレ・FRB資金吸収 てぇ背景は変わらず。 通貨逃避は続くと見る。
gjjkd 2018年10月3日 14:14
トルコ政策金利 24% 8月インフレ率 18% 実質金利 6%
アメリカ実質金利1%
政策金利ベースで、実質金利差 5%
そして。 9月インフレ率予想が 18 → 21% 程度とのこと。
市場予想通りの結果であれば、前回利上げ幅の大部分を インフレ と FRB利上げ に食われることになる。
因みに前回利上げは、実質的には 約20 → 24% と +4%程度。(政策金利は、後期流動性貸出 20%程度 で運用されていたので)
つまり、前回利上げ +4% の内 3% が食い潰され。
利上げ効果は +1% 分を残すのみへと。
そして、生産者物価は 32 → 39% との市場予想。 まだこの先キツい価格転嫁が控えているわけだ。
インフレ抑制見通しはまだまだ立たず、てぇことになる。
新興国のインフレ退治は長く険しい。
トルコ通貨逃避の根本的背景は インフレ と FRB資金吸収 だ。
この環境に変化がない限り短期変動に過ぎぬだろね。 惑わされぬよう注視したい。