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日経平均株価【998407】の掲示板 2024/05/21


萩生田前政調会長「現金で管理」の裏金利用に「クレジットカード払い」の矛盾発覚…同じ日、同じ店で「130万円超」複数の支払いも
5/19(日)

SmartFLASH


 先の政倫審では旧安倍派の幹部で唯一、証言をせず、最近では自民党東京都連会長の続投が決まったことがニュースとなった、同党の萩生田光一前政調会長。氏に、裏金に絡む新疑惑が発覚している。

「しんぶん赤旗日曜版」が情報公開法に基づき、領収書の写しを入手したところ「クレジットカードでのお支払い」「カード利用分」などと記載された領収書が複数、見つかったというのだ。取材をした「赤旗日曜版」の山田健介デスクが解説する。

「萩生田議員は、会見で『パーティー券の収支を銀行口座でしていたので、還付金(裏金)は別にする必要があった』と説明、『自分の机の鍵つきの引き出しで(現金で)保管しておりました』と述べていました。『クレジットカードでの支払い』とされていたのは、2020年から2022年までの訂正分で、萩生田議員の選挙区内にある高級料理店のほか5枚、計77万円ありました。クレジットカード決済ということは、銀行引き落としになります。会見での説明とは明らかに矛盾します」

 もっとも、修正された報告書も、不明分が4万円まで減っているとはいえ、国外の支出分には領収書の添付がないまま、依然として支出先と金額だけが記載されている状態という。あきれたことには、同じ日に、米国とオーストラリアでの支出が記載されているありさまだという。

「萩生田議員の事務所に問い合わせると、勘違いだったなどの理由で、その逐次に、訂正をしている状態でした。おそらく、最初の訂正報告書で支出先が『不明』としていたことで批判を浴び、使途を埋めるために領収書をかき集めたのではないかと思われます。というのも、添付された多くはなぜか、再発行の領収書です。もともと『東京都第24選挙区支部』の名義ではない領収書を書き直した可能性が否定できないのです」(山田氏)

  • >>956

    かりに萩生田氏も含め、クレジットカードの決済用個人の銀行口座に代金を振り込んだ場合、課税対象になり得るという識者も多い。つまり、脱税の疑いも出てくるのである。しかも、この「クレジットカード支払い」分以外にも、不自然な点があった。2020年分の訂正で会食や贈答品代として5回、計143万9610円の支出を追加しているが、うち4回分、131万3610円の支出先は前出の高級料理店で、うち3回分、110万3640円が同じ日付なのだ。この料理店は、訂正前から会議費として20万4360円が支出されている。つまり、同じ日に、同じ店に計130万8000円も支出したことになる。

     ひとり数万円はする高級料理店であるにしろ、この金額が事務所の人間だけの会議費とは考えにくい。もし仮に、選挙区内の有権者が会食にまじっていれば、公職選挙法の買収にあたる疑いもある。

    「萩生田氏の『現金で引き出しにしまっていた』という説明は、当初から、表に出せないカネ、つまり『裏金』として、選挙で触法性の高い使途や、個人的な飲食に流用するために、出し入れの記録が残る事務所管理の銀行口座に入れなかったのではないかという疑いがありました」(週刊誌記者)