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日経平均株価【998407】の掲示板 2024/05/09

国連のドゥジャリク事務総長報道官は2023年8月22日の記者会見で、日本政府が東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を決めたことについて、国際的な安全基準に合致するとの国際原子力機関(IAEA)による包括報告書の判断に従うと述べた。

「国連として関与するのは監督能力があるIAEAの技術的な評価だけだ」とし「日本政府の決定自体に関して特にコメントはない」と語った。


人と環境への放射線影響
○ALPS処理水の放出は、人及び環境に対し、無視できるほどの放射線影響になる。
- 放射線環境影響評価は国際基準に適合して実施されている(食物連鎖や生物濃縮等も考慮)。
- ソースターム(放出前に評価するALPS処理水中の放射性物質の種類)は、十分に保守的でかつ現実的。
- 海洋拡散モデルに基づき、国際水域は、海洋放出の影響を受けないため、越境影響は無視できるほど。

放出制御の設備・プロセスの健全性
○ALPS処理水の放出を制御するシステムとプロセスは堅固である。
○緊急遮断弁や放射線検出器などが重層的にシステムに組み込まれている。

規制による管理と認可
○規制委員会は日本国内の独立した規制機関として、安全に関する適切な法的・規制の枠組みを制定・実施している。

分析/ソース・環境モニタリング
○政府と東京電力のモニタリングに関する活動は、国際安全基準に適合している。
○IAEAと第三国分析機関が行った分析結果によれば、東京電力はALPS処理水の放出にあたり、適切で精密な分析を実施する能力と持続可能で堅固な分析体制を有する。
○IAEAと第三国分析機関のいずれも、有意に存在する追加の放射性核種(すなわち、ソースタームに含まれている以外の放射性核種)を検出しなかった。