IDでもっと便利に新規取得

ログイン


ここから本文です

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事件をめぐり、正男氏の息子、キム・ハンソル氏(21)の過去の英語インタビューが再び注目を集めている。インタビューは2012年10月にフィンランドの公営テレビ局「YLE」が実施したものだ。

 ハンソル氏は正男氏の長男で、正男氏と2番目の夫人イ・ヘギョン氏の間に生まれた。ハンソル氏はインタビューで「父(金正男氏)は常に僕に対し、家系のことは忘れ、自分の人生を生きなさいと言っていた」と話した。また「両親はいつも僕に、目の前にある食べ物を食べる前に、普通の人々のことをまず考えてみなさいと言っていた。飢えに苦しむ人々のことを考え、自分の今の恵まれた状況について感謝しなさいと教えてくれた」と話した。ハンソル氏はまた「父(金正男氏)は政治に全く関心がなく、母は一般市民だった」と打ち明けた。

 金正恩氏については「どのようにして独裁者になったのか分からない。それは祖父(故・金正日〈キム・ジョンイル〉総書記)と叔父(金正恩氏)の間の話であり、僕はどちらにも会ったことがない。僕も知りたい」と話した。ハンソル氏はまた、祖父の金正日総書記について「亡くなる前に僕に会いに来てほしいと思っていた。祖父が僕の存在を知っていたのかどうかも分からない」と話した。ハンソル氏は「母方が一般家庭だったので、祖父が北朝鮮の指導者だと知ったのも大きくなってからだった」として「両親と話をしながらパズルを一つ一つはめていくうちに、どういう人物なのかが分かった」と打ち明けた。

 ハンソル氏はマカオ在住時に韓国人の友人がいたとして「ときどき韓国と北朝鮮に関する話もしたが、話しているうちに自分たちがどれだけ似通っているかに気付いた。韓半島(朝鮮半島)を二つに分断しているのは政治的な問題にすぎない。だから僕はどちらかの肩を持つということはしない」と話した。さらに「北朝鮮に戻って人々の暮らしを楽にしたい。また、(南北)統一を夢見ている」と将来の夢を語った。

998407 - 日経平均株価  北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事