日経平均株価【998407】の掲示板 2023/05/15

AP通信
2023 年 5 月 14 日更新日: 2023 年 5 月 14 日

【デトロイト】テネシー州の企業が数百万台の潜在的に危険なエアバッグインフレータのリコール要請を拒否したことを受け、米国の自動車安全規制当局との法廷闘争に臨む可能性がある。

米国道路交通安全局（NHTSA）は、爆発して破片が飛び散る可能性があるとして、米国で6,700万個のインフレーターをリコールするよう、ノックスビルのARCオートモーティブ社に要求している。同庁によると、ARCインフレーターの欠陥により、米国とカナダで少なくとも2人が死亡、7人が負傷した。


リコールの対象となるのは現在米国の公道を走っている２億８４００万台の車両の大部分だが、その割合を特定するのは難しい。運転席と助手席の両方に ARC インフレーターを備えたものもあります。

同庁は金曜日に投稿した書簡の中で、8年間にわたる調査の結果、ARCの運転席用と助手席用のインフレータには安全上の欠陥があると暫定的に結論づけたとARCに伝えた。

「取り付けられたエアバッグを適切に膨張させるのではなく、金属片を乗員に突き出すエアバッグインフレータは、死亡や負傷の不当な危険を生み出す」とNHTSA欠陥調査局のディレクターであるスティーブン・リデラ氏はARCへの書簡で述べた。

しかしARCは、インフレーターには欠陥は存在せず、問題は個別の製造上の問題に関連していると回答した。

プロセスの次のステップは、NHTSA が公聴会をスケジュールすることです。その後、同社はリコールを強制するために法廷に持ち込まれる可能性がある。

ARCは金曜夜の声明で、「広範な実地試験で固有の欠陥が見つからなかった場合、NHTSAの新たな全面的要請には同意しない」と述べた。