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日本の政府や企業を危機にさらしかねない重大問題なのに、なぜか騒がれない。そう感じるのは、私だけではないだろう。

元内閣府参与、斉藤ウィリアム浩幸の経歴詐称である。

(中略) 経歴詐称といえば、元テレビコメンテーターのショーンKの姿が蘇るが、斉藤は参与という準国家公務員として、ときの政権にアドバイスし、政策の決定に関与してきた立場だ。そんな要職にある人物の氏素性が違っていたという話なのである。

そこで改めて取材してみると、新たな事実が発覚し、疑惑も浮上した。この経歴詐称事件はこのまま忘れ去られていい問題ではない。

(中略) 斉藤は黒川の名前を使い、医師免許を持ったサイバーセキュリティの専門家として事故調に潜り込む。黒川自身は「斉藤には事故調で使うスマホやパソコンの購入を任せた」と周囲に話しており、
もっぱら中国製PCのレノボやカナダ製スマホのブラックベリーを調達したという。

「斉藤氏は黒川先生とルースの名を場面に応じて使い分け、存在を大きく見せていました。事故調のCTOであると騙って議員会館の入館証を手に入れ、国会議員と接触を図っていきました」

(中略) 「そうして彼は外務省に中国製のソフトウェアを導入しろ、と内閣府からプレッシャーをかけていたと聞いています。また、事故調の報告書のサマリー(要約)を公式なリリースの前に、英語に翻訳し外国人記者など各所に配っていました。それらが事前に中国や北朝鮮に漏れていた危険性も否定できません」

斉藤ウィリアム浩幸氏に「国家機密」横流し疑惑 (森 功 ジャーナリスト)