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(株)ispace【9348】の掲示板 2024/05/11〜2024/05/17

2024年4月26日「宇宙戦略基金」の基本方針・実施方針を策定しました。New!
宇宙戦略基金
基本方針
令和6年4月 26 日
内閣府
総務省
文部科学省
経済産業省
目的・概要
人類の活動領域の拡大や宇宙空間からの地球の諸課題の解決が本格的に進
展し、経済・社会の変革(スペース・トランスフォメーション)がもたら
されつつある。従来の米露欧日に加え、中国、インドをはじめとした各国
による国際的な宇宙開発競争が激化している。
こうした中、宇宙関連産業の市場規模も急速に拡大し、各国ともに官主導
の宇宙開発から官民連携への宇宙開発へと移行しつつある。我が国として
も宇宙開発の中核機関である宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)を結節
点とし産学官による宇宙活動を加速することが求められている。
本事業は、「輸送」「衛星等1」「探査等2
」の3つの分野において「市場の拡
大」、「社会課題解決」、「フロンティア開拓」の3つの出口に向け、宇宙技
術戦略で抽出された技術項目を参照しつつ、技術開発テーマを設定し、ス
タートアップをはじめとする民間企業や大学等が複数年度(最大 10 年)に
わたって大胆に技術開発に取り組めるよう、宇宙分野の資金配分機関とし
て JAXA に新たに基金を設置し、支援するものである
宇宙基本計画(令和5年6月 13 日)」では 2020 年に4兆円となっている市場規模を、
2030 年早期に8兆円に拡大していくことを目標としている
技術開発の方向性
事業全体の目標達成に向け、各分野において宇宙関連の他の施策との相乗
効果を図りつつ、以下の方向性に沿った技術開発を推進する。
【輸送】
国内で開発された衛星や海外衛星、多様な打上げ需要に対応できる状況を見据え、低コスト構造の宇宙輸送システムを実現する。
KPI9:2030 年代前半までに、基幹ロケット及び民間ロケットの
国内打上げ能力を年間 30 件程度確保。
そのための産業基盤を国内に構築し自立性及び自律性を確保するとと
もに、新たな宇宙輸送システムの実現に必要な技術を獲得し我が国の
国際競争力を底上げする