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エヌビディア【NVDA】の掲示板 2018/11/30〜2018/12/14

  • >>538

    2017年半ば、推論AIチップの開発競走は、クラウドサーバ用から、エッジ側に移った。

    NVDAは、車載を含めエッジ用AIをAGXとして分類し、HGXをクラウド用、GTXをゲームなどグラフィックボード(RTXをray tracing)、DGXを高性能スパコンに分けた。売上の分類と異なるので、どこに割り振られるかわからない。AGXには、ヤマハ発動機、富士フィルムの医療診断、トヨタ、コマツ、ファナックなどで、エッジ用開発目的では、トヨタやファナックなどはプリファードネットワークと共同作業している。

    Googleは既にクラウド用AI半導体を製品化していたが、クラウド用サービスの一環で外販を目的にしていなかった、というにすぎない。
    2018年10月、Googleは>  に説明の通り、エッジ用AIチップを開発して、外販を始めた。

    2018年10月、HUAWEI子会社のHisiliconはMate 20 Pro用に、iPhone XS の推論AIを備えるA12 Bionicチップと性能面で互角の推論AIチップKirin 980をつくった。エッジAIでは6年足らずでAppleに追いつき、TSMCで7nmプロセス製造の技術をもち、ZTEはクワルコムのMPUをsnapdragonに依存しなければならないが、HUAWEIは子会社でAI半導体を作っており、外販していない。

    2018年10月10日(WSJ)、HUAWEIはクラウド用のAIアプリを動かすチップを公表し、顧客向けクラウドビジネスの一環ととして外販すると報じられた。
    2017年秋、アリババ、テンセント、Baiduは、Volta GPUのクラウド用AIにNvidiaを使うと報道されていたが、アリババは2018年にはAIチップを出す計画を発表した、他方、中国政府は、2017年11月、NvidiaのM40チップの20倍の性能と低消費電力のエッジ推論AIを2021年までに作るために投資すると公表し、アリババらと共にCambriconに1億ドル投資し、打倒Nvidiaを旗揚げした。ビットメインやSenseTime(本田と協業)らが競っている。